2015年の10月に、我が家の庭で、大量の「宮川早生温州ミカン」が色着きました。 |
2015年の11月に、我が家の庭で、「青島温州ミカン」も色着きました。 「青島温州ミカン」は、浜名湖の北岸に在るブランドミカンの産地の、「三ケ日ミカン」の主力品種で、ミカンの果皮が比較的強くて、擦り傷などに強く、ある程度の期間貯蔵してから出荷するのに適していますが、我が家の庭に大量に生っている「宮川早生温州ミカン」は、果皮が比較的弱くて、傷が付き易く、果皮に傷が付くと、傷んで腐ったりカビが生えたりし、貯蔵ミカンには向きません。 12月に収穫して、屋内に保存して置いた「宮川早生温州ミカン」と、「青島温州ミカン」を翌年の1月に食べ比べると、「青島温州ミカン」の方が美味く、「宮川早生温州ミカン」には手が出なくなります。 「宮川早生温州ミカン」と、「青島温州ミカン」の温州ミカンだけで、庭全体で3000個位生ったと思いますが、量が多過ぎて数え切れず、食べ切れない事だけは確実です。 有効利用する事無く腐らせてしまうのか、と思いましたが、収穫して、屋内に保存して置いて、秋の11月の初め頃から、春の3月末まで、庭に来るメジロを始めとする野鳥に、食料として提供し続けたら、温州ミカンは全て片付きました。 庭の柑橘類全体の8割から9割位が野鳥の食料に成ったのでは。 |
「ポンカン」です。 「ポンカン」は、「じょうのう(袋)」が薄くて柔らかく、「じょうのう」ごと食べられ、採り立ては甘くて美味いのですが、貯蔵して置くと甘味が無くなり、250個ほど収穫しましたが、ほとんど野鳥の食料に成りました。 |
特大サイズの「ネーブル」です。 枝葉の割に実が少ないと、実が大きく生長します。 |
「イヨカン」です。 我が家の「イヨカン」だけかも知れませんが、果皮が硬くて剥き難く、「じょうのう(袋)」も外し難く、その為に指に力を入れると、「じょうのう」が軟らかくなってしまい、食べ難いので、200個ほど収穫しましたが、ほとんど野鳥の食料に成りました。 |
特大サイズの「ポンカン」です。 枝葉の割に実が少ないと、実が大きく生長します。 |
元々は「夏ミカン」だった木に、「ネーブル」を接木し、手前の枝に「ネーブル」、奥の方の枝に「夏ミカン」が生っています。 |
上の「夏ミカン」の木の根元の近くには、「宮川早生温州ミカン」も接木して有ります。 |
祖々父が接木したミカンの木で、夏ミカン大の実が生り、「甘夏ミカン」のように、「酸味が少なく、甘味も少ない」ので、酸っぱい「夏ミカン」に比べたら食べ易いです。 食べ頃の11月、12月には、甘くて食べ易い温州ミカンが大量に有り、食べる機会は無く、正月過ぎに果皮を剥いてみたら、既に身がバサバサに成り始めていたので、100個ほど収穫しましたが、全て野鳥の食料に成りました。 |
年々、木を切り詰めて小さくしたので、枝葉と、幹や根とのバランスが崩れ、水や養分の通り道の部分の幹の、余分な部分が枯れて、朽ち果て、幹が細くなりましたが、最盛期には、太い幹が2本、上に伸びていて、他では見た事の無い大木のミカンでした。 |
「キンカン」で、2本有り、一本は樹高が2メートル半程と、相当に大きく、毎年、数千個の実を着けますが、たまに、果皮の部分だけを数個食べる程度で、ほとんど食べませんが、ヒヨドリが毎日、頻繁に食べに来たり、自然落下したりで、キンカンに最初の花が咲く7月初めの頃には、わずかに実が残っているだけになります。 |
我が家の庭に植えて有る柑橘類で、主に食べるのは、温州ミカンとハッサク、ネーブル、デコポンで、ポンカンやイヨカン、夏ミカンなどは余り食べません。 仏前に供える柑橘類を、10月中旬頃から3月末頃までは自給できますが、4月以降は、初夏に夏ミカンを供えるだけで、その他は、スーパーの輸入オレンジや、「無人販売」の晩柑類を買って来て供えています。 柑橘類を自給できる期間を長くする為に、9月の初め頃から食べられる、超極早生の温州ミカンの「日南の姫」、春に食べられる「ハルミ」、5月頃?まで食べられる「スルガプリンス」、巧く収穫・貯蔵すれば6、7月頃?まで食べられる、「甘夏ミカン」の苗を、浜北に在る農協(JAとぴあ浜松)の「植木センター(緑花木センター)」などで買って来て、庭に植えて有ります。 庭に植えた柑橘類の苗が生長して、実を着けるように成るのを待っているより、接木の「穂木」にする枝を苗木から採って、庭に沢山有る柑橘類の、勢いの良い枝に何ヶ所も「高接ぎ」をして、収穫時期の異なる、さまざまな種類の柑橘類を、数年で、豊富に実らせる事にしました。 |