我が家の庭には、温州ミカンが沢山生っているので、秋の11月初旬頃からメジロが沢山訪れます。 |
ミカンの汁が目に入ると「しみる」ので、目を「つぶって」食べています? |
ミカンを一口食べる毎に、周りを見て警戒します。 |
我が家の庭には、秋から冬、春の3月末まで、常にメジロが20羽ほどいて、庭を飛び交っていますが、4月に入ると、繁殖の為に山間部や里山に移動するのか、我が家の庭から姿を消します。 4月に入ると、平野部を散歩中にもメジロの姿を、ほとんど見なくなりますが、ウグイスは平野部の里山や、藪などでも繁殖するようで、里山や、郊外の川沿いの藪などで「ホー ホケキョ」と鳴いています。 春に、天竜川の河川敷を早朝散歩していると、広大な河川敷の藪のあちらでも、こちらでもと、ウグイスの「ホー ホケキョ」の鳴き声がしています。 ウグイスはメジロほど雑食性が無く、主に「虫など」を餌にしているのではと思いますが、11月から12月頃にかけて、時々、ミカンを食べに来ました。 ウグイスはメジロより一回り体が大きいのに、近くにメジロが来ると直ぐに逃げます。 強いオスのメジロが、「餌場」で縄張りを主張して、さえずり、他のメジロを「餌場」から追い払おうと、追いかけ回し、追い払われたメジロも直ぐ餌場に戻りと、追いかけっこを繰り返していますが、写真のように餌場にメジロが沢山集まると、強いオスのメジロでも手の施しようが無く、縄張りの主張を止めてしまい、どのメジロが縄張りの主か分からなくなります。 奥のキンカンの枝の込み合った中で、二羽のメジロが体を寄せ合い、お互いに羽繕いをしているのを時々見たので、繁殖の為に山間部や里山に移動する前に、既にペアが出来ているのではと思います。 落葉樹のスモモの木を利用した、この餌場を、部屋の窓ガラス越しに、3メートル半ほどの距離から見られ、庭や、庭の木々も部屋の窓ガラス越しに見られるので、多くの写真を窓ガラス越しに撮りました。 |
体の大きい「ヒヨドリ」や「ムクドリ」が、より多くのミカンを食べてしまうのではと思い、アルミの針金でミカンを掛けるハンガーを作り、ミカンの木からテグスで吊るして、体重の重い「ヒヨドリ」や「ムクドリ」が止まれなくし、メジロだけがミカンを、ゆっくりと食べれる場を提供しました。 予想通り、「ヒヨドリ」や「ムクドリ」は、アルミの針金に掛けたミカンには止まれず、メジロは、アルミの針金のハンガーとミカンが、ゆっくりと回転したり、揺れたりしても平気で止まり、ミカンを食べてい、メジロ専用の餌場にできました。 今年は見られませんでしたが、上記のミカンを掛けたハンガーの直ぐ近くで、「ヒヨドリ」がホバーリングをして、ハチドリのように?、空中静止してミカンを食べるのを時々見ました。 残念ながら、「ヒヨドリ」は、ハチドリのように空中静止を持続できません。 力の弱いメジロでも、ゆっくりとミカンを食べらるように、一番主で、窓ガラス越しに、部屋の中から見られる「スモモ」の木や、「マキ」の木だけでなく、徒長枝を斜めに切った「梅」の木や、上部を切り詰めた「マサキ」の生垣の上の枝先にも、ミカンを刺して、庭の4ヶ所に分散させて提供しました。 ミカンに天ぷら箸を刺し通して、ミカンに貫通孔を開けてから、「じょうのう(袋)」を横断する方向にミカンを二つに切って庭の木の枝に刺し、夏ミカンのように大きいミカンは、三分割の輪切りにして庭の木の枝に刺します。 |
ネーブルの皮の側に可食部を沢山残して皮を剥き、その皮を木に吊るすと、メジロやヒヨドリ、ツグミが食べます。 |
段ボール箱で買ったジュースが沢山残っていて、正味期限が三、四年過ぎているので、飲むのは躊躇しても、捨てるのは勿体無いと思っていたジュースを、浅いアルミ合金の器に入れて餌台の上に置いたら、メジロやヒヨドリが喜んで飲み、190グラム一缶では足りず、日に二缶提供しました。 「やっぱり、新鮮なジュースは美味い!」と目で話し合っている? |
天然果汁100パーセント(濃縮還元)のジュースは美味いようです。 熱帯フルーツも入ったミックスジュースは特に美味いようですが、アップルジュースでも飲み干します。 正味期限が過ぎたカルピスの原液が沢山有るので、来シーズンには、水で希釈して提供してみようと思います。 |
メジロのトレードマーク?の目の周りの白は、瞼の皮膚が白いのではなく、瞼に小さな白い羽毛が沢山生えているようです。 日本に生息する野鳥の中では、一番小さい野鳥の部類ですが、目は鋭いです? |
庭の花梨の木で日向ぼっこをし、「くつろいでいる」メジロです。 |
自然界に餌の少ない時期には、スズメも喜んでミカンを食べます。 メジロは人間に対する警戒心が少ないのですが、スズメは人間に対する警戒心が強く、窓ガラス越しでも全身が見えると、直ぐに飛び去りますので、カーテンに隠れ気味にして撮影しました。 |
ユーラシア大陸から渡って来る、渡り鳥のツグミもミカンを食べに来ます。 ツグミは、郊外を早朝散歩していると、畑や田んぼが広がっている、開けた所に沢山見られ、畑や田んぼを小走りしたり、近距離を飛んだりしてい、10月の中、下旬頃から見るようになり、5月になっても、早朝散歩中に未だ見ます。 |
ツグミと同じような体型、大きさで、地味な色の「シロハラ」という渡り鳥です。 寒い時期には、毎日のように庭に来ますが、主に地面を歩いて餌探しをしていて、警戒心が強くて、直ぐに茂みに隠れたり、飛び去ったりして、なかなか写真を撮れませんでしたが、たまたま、花梨の木に止まっていて、遠方から、高倍率ズームで撮りました。 |
上記と同じ「シロハラ」という渡り鳥です。 主に地面を歩いて餌探しをしていて、餌台の上でスズメやムクドリが食べ散らかして、上から落ちてきた餌を、地上でついばみ、直ぐに茂みに隠れてしまっていましたが、最近、餌台の上で食べるようになりました。 |
メジロと同様に、ヒヨドリもよくミカンを食べに来ます。 ヒヨドリは、キンカン、ブルーベリーの花や実、キャベツやハクサイの葉、柿など、さまざまな物を食べ、一年中庭に来ます。 |
ムクドリもよくミカンを食べに来ます。 我が家の南方の国道一号線と、旧国道一号線が交わる交差点の数百メートル東方に、ムクドリが集団で夜を過ごす竹藪があり、早朝の薄暗い時間から夜明けの頃に、北北西の方向に餌を食べに、我が家の上空を、数百羽の大きな群れから、数羽、数十羽の小さな群れまで、さまざまな群れで沢山飛んでいきます。 |
我が家の南方の国道一号線と、旧国道一号線が交わる交差点の数百メートル東方の、竹藪を中心にして周りの電線などで夜を過ごしていたムクドリが、この朝、一番大きな群れで飛び立って行った時の写真です。 薄暗くても映るモードで撮ったので明るいように見えますが、実際には、もっと薄暗い時刻です。 この写真の群れだけではなく、夜明けが近づくにつれて、数十羽から数百羽の群れが順次飛び立って行きますので、この辺りで数千羽のムクドリが夜を過ごしているようです。 |
梅の花を見に来た?キジバトです。 キジバトは毎日のように我が家に来て、地上に下りて餌探しをしています。 |
仏前に供えた御飯を、水に入れて解して、できるだけバラバラの御飯粒にして、水と共に庭に撒くと、「どこかで見ていた?」スズメが直ぐに食べに来ます。 |
仏前に供えた御飯を、水に入れて解して、できるだけバラバラの御飯粒にして、水と共に庭に撒くと、「どこかで見ていた?」ムクドリも直ぐに食べに来ます。 |
ハクセキレイはミカンを食べませんが、毎日のように庭に来ます。 ハクセキレイは人に馴れ易く?、1、2メートルの近距離でも平気で歩き回っています。 |
シジュウカラです。 この辺りに数羽棲んでいるようで、近くの神社の木の上や、電柱の上などで、「ツピ、ツピ、ツピ、ツピ、ツピ」と元気良く鳴いていて、今年は、毎日のように庭に来ます。 |
たまに、庭に来るキツツキの仲間でスズメのように小さいコゲラです。 稀に、一回り大きくて首の長いキツツキが現れますが、カメラを持ちに行く間に居なくなり、なかなか写真を撮れません。 |
我が家の屋根の上に止まったジョウビタキです。 |
顔を写さない事を条件にして撮らせて頂いた?ジョウビタキです。 |
真冬でも、ミツバチがミカンの汁を吸いに来ます。 メジロとヒヨドリはミツバチを怖がり、頭の周りをミツバチが飛び回ると、慌てて飛び退きます。 メジロとヒヨドリは花の蜜を吸うので、神社の境内などで咲いている藪椿の、筒状の雄しべの中心の奥に有る、雌しべの根元の蜜を吸おうとして、花に頭を突っ込んだ際に、中に居たミツバチに刺された経験が有る為に、ミツバチを怖がるのでは。 |
仏前に供えた麺類やオカズを野鳥に提供する為に、昨年の秋に作った餌台です。 園芸用の支柱三本を、電工用のビニールテープを巻いて束ねて、支柱とし、これを地面に突き刺して立てて、この上に嵌め込み式の木製の台を嵌め込んで、その台の上に、園芸用の「育苗箱」を逆さまに被せた構造で、それぞれを簡単に着脱できます。 支柱が細くて台が揺れ易いので、揺れを打ち消して、台を揺れ難くする為に、台の裏側の左右の端に、スキューバーダイビング用の、「鉛製の錘(1キロ)」を二個紐でぶら下げてあり、台を揺らしても、台と錘が互いに逆方向に揺れて、揺れを打ち消し合い、直ぐに揺れが収まります。 この餌台は周りの樹木から離れている上に、青大将が支柱に巻き付いて、地上から餌台の上まで登り難い構造になっていますので、一年中、小鳥が安心して餌を食べられます。 別の餌台は、周りの木々から、あるいは、枯れ木を利用した支柱を伝って、青大将が餌台に上り、餌台の上で待ち伏せている事が有り、一度、青大将が餌台の上で待ち伏せると、小鳥が警戒して、何ヶ月も餌台に近づかなくなるので、青大将が活動しない気温の低い時期しか、餌台として使えません。 |
未だ真っ暗な早朝に起きて、食事の準備をし始めると同時に、仏前から下げて、一晩水に晒して置いた「麺類」と「オカズ」を餌台に置きます。 なお、気温が高くなると、昼膳の「麺類」を一晩水に晒して置くと傷んで、鳥が食べなくなるので、気温の高い時期には、数時間で下げて、1、2時間水に晒して、直ぐに餌台に置きます。 朝に、餌台に食べ物がないとスズメやムクドリが可愛そうなので、「麺類」をザルに空けて、水道の流水でよく汁を洗い流し、大量の水に浸けて置くと、「麺類」や具の油揚げが傷み難くなるので、その方法にして、気温の高い時期でも、朝に、餌台に置くようにしました。 麺類の汁の中に含まれている糖分や、澱粉などが栄養となって、雑菌が繁殖していたのかも知れません。 |
夕飯に炊き込み御飯を炊くと、小さ目の丼で仏前に供えるので、翌朝に餌台に置く量が多くなりますが、午前中にきれいに無くなります。 |
日の出の相当前の時刻で、薄明るくなってくると、鳥が食べに来ます。 |
餌台の上のカラスが首を曲げても、油揚げに嘴が届かない位置に、小さな餌台を追加しました。 |
車で早朝散歩する所まで行って、1時間半から2時間ぐらい散歩をして帰って来ると、鳥が完食して、餌台に何も残っていない日が多いです。 なお、餌台の下の緑は、春ダイコンとして育てている「時無しダイコン」です。 |
他の鳥が来ない、未だ薄暗い早朝に、近くの神社の大木を「ねぐら」にしているカラスが来て、餌台の上に置いた麺類から、具の油揚げだけを拾って、油揚げを全て食べてしまうので、麺類の具の油揚げも、下の小さな餌台に置くようにしました。 水に晒した麺類を水ごとザルに空けて水を切り、麺を少しずつ指で摘み上げて、油揚げを振るい落としてから餌台の上に置くと、最後には、ザルに具の油揚げが沢山入った少量の麺が残り、これを下の小さな餌台に置きます。 なお、下の餌台の上に有る園芸用の「育苗箱」が近過ぎると、スズメが下の餌台に寄り付かないので、下の餌台の位置を少し低くして、上に有る園芸用の「育苗箱」との間隔を大きくしました。 上の餌台から麺をはみ出させて、麺を滝のように下に向かって垂らしたら、スズメは、上の餌台の麺を食べ尽すと、餌台から垂れている麺を食べようと、餌台の縁に下り、そこから、その下の小さな餌台に飛び移るようになり、下の小さな餌台が安全で有る事が分かると、地面からや周りの木からも飛んで、下の餌台に乗るようになりました。 下の餌台の上に有る園芸用の「育苗箱」が近くても、ムクドリは平気で下の餌台に乗って油揚げを食べますので、スズメとムクドリとでは少し習性が異なるようです。 逆さにしたザルに「つっかい棒」をかって、ザルと地面の間に隙間を空けて、ザルの下の地面に餌を撒いてスズメを誘き寄せて、スズメがザルの下に入ったら、「つっかい棒」に結わえた紐を遠くの物陰から引いて、ザルを伏せてスズメを捕まえる罠に、スズメの先祖が捕まっている為に、逆さにした園芸用の「育苗箱」が、イメージ的に「罠のザル」のように見えて、なんとなく警戒するのでは。 カラスは、園芸用の「育苗箱」の縁に片足を掛けて、上の餌台から、何とか下の小さな餌台に飛び移ろうとしますが、体の大きいカラスが入れるだけの空間が無く、そのまま「ずり落ちて」地面に着地してしまい、仕方なく、地面に落ちている、スズメが食べ散らかした麺の切れ端や、御飯粒をついばみます。 |