今年も、さまざまな柑橘の木に沢山実が生っていますので、冬には、沢山の野鳥に柑橘の実を提供できそうです。 温州ミカンの「宮川早生」です。 「宮川早生温州ミカン」と、「青島温州ミカン」の温州ミカンだけで、庭全体で3000個位生っていると思います。 摘果をするのが面倒なので、一切摘果をしていませんので、あちらこちらで、ミカンの重みで枝が、枝垂れ柳のように垂れ下がってきてい、ミカンの重みで枝が折れるかも知れません。 肥料が不足気味だと「隔年結果」が顕著になるそうですので、逆に言えば、常に肥料を充分に施せば「隔年結果」が緩和される?、と思われるので、時期を分けて、年に4回ほど醗酵鶏糞を置き、庭全体で、柑橘類だけで、年に500キロ位の醗酵鶏糞を置きます。 なお、ミカン畑?の地面を掘ると、柑橘類の根が網の目のように広がっているので、地面を掘ると根を傷めるので、地面の上に醗酵鶏糞を直接撒くだけです。 昔の「竹箕」をプラスチック製にしたような道具に、1回5キロ程の鶏糞を入れて、傾けて揺すって、少しずつ鶏糞を落としたり、振り回して、遠心力で鶏糞を撒き散らしたりするので、鶏糞を100キロ、150キロと撒いても、それほど手間や時間は掛りません。 醗酵鶏糞は安価で、需要の少ない寒い時期には、ホームセンターで15キロ入り一袋、税込み118円で、需要が多くなる春からは、一袋、税込み128円になりますが、他の肥料に比べて格段に安いです。 3月下旬頃に、芽出し肥として柑橘類に100キロほど醗酵鶏糞を施肥した後、農業倉庫内の醗酵鶏糞が減ってきているので、3月末には、未だ、ホームセンターで15キロ入り一袋、税込み118円の醗酵鶏糞を、1回で車の後部座席を倒さなくても積める10袋を、同じ日や、近い日に、同じ店舗に買いに行くと、「安い鶏糞しか買わないケチな人ねー」と思われるので、同じホームセンターの、市内に在る3店舗で1回ずつ買って来て、農業倉庫内に30袋、450キロを積み上げ、残っていた鶏糞も合わせると40袋、600キロほどを積み上げ、その後は、減り具合を見て、一袋、税込み128円の高価な?醗酵鶏糞を1回に10袋ずつ買って来て補充します。 一店舗のスーパーホームセンターは、直ぐ近くだから良いのですが、他のスーパーホームセンターとホームセンターは、相当に距離が遠いので、余分に掛るガソリン代を考えると全然節約に成っていないどころか、直ぐ近くのスーパーホームセンターで、適宜、一袋、税込み128円の高価な?醗酵鶏糞を1回に10袋ずつ買って来る方が安上がりです。 なお、貴重な「日南の姫」や「ハルミ」、「スルガエレガント」、「甘夏ミカン」などの苗木には、粒状の醗酵鶏糞と化成肥料を置きます。 |
ミカンの重みで、枝垂れ柳のように垂れ下がってきていた枝が、更に下がって地面に着いてしまったので、この枝が折れる心配は無くなりました。 元は垂直に立っていた枝ですので、この枝は柔軟性に優れてい、体操選手みたいな枝です? |
温州ミカンの「青島」で、300個位は生っていそうです。 |
元々は「夏ミカン」だった木に、「ネーブル」を接木し、手前の枝に「ネーブル」が80個位生ってい、奥の方の枝に「夏ミカン」が80個位生っています。 「ネーブル」は木に生らせた状態で完熟させると、パイナップルのように甘くて、芳香が有って美味いので、2月の中旬頃まで放置しておきますが、それまでに沢山落果して、最終的に収穫できるのは40個位で、ほとんど落果しない温州ミカンに比べて効率が悪いです。 果物全般に共通かも知れませんが、木に生らせたまま完熟させた果物は、スーパーなどの「青切り」の果物より甘くて美味く、木に生らせたまま完熟させた果物を食べると、スーパーの果物を食べる気がしなくなります。 柑橘類では、 早生温州ミカンや青島温州ミカンは年を越して、1月の中下旬頃まで木に生らせて置くと完熟では。 ネーブルは年を越して、2月の中旬頃まで木に生らせて置くと完熟では。 ポンカンは年を越して、2月の中下旬頃まで木に生らせて置くと完熟では。 デコポンは年を越して、3月頃まで木に生らせて置くと完熟では。 果物ではなく野菜に分類されると思いますが、自家栽培で、植物に生らせた状態で完熟させたトマトやイチゴを食べると、スーパーなどの「青切り」のトマトやイチゴを食べる気がしなくなります。 さまざまな費用や手間を考えると、スーパーで買うより高く付くかも知れませんが、自家の野菜畑や果樹園を所有して、果物や野菜を自給できたら最高では。 |
「ポンカン」で、二本の木に合わせて300個位生っています。 |
「デコポン」で、120個位生っています。 |
「イヨカン」で、一昨年生らせ過ぎて隔年結果の状態で、昨年は、数える位しか生っていないように見えましたが、実が色付いてきたら、本年の1月現在、大き目の実が60個位生っています。 |
我が家の「イヨカン」だけかも知れませんが、果皮が硬くて、果皮を剥き難く、「じょうのう(袋)」も、果皮から剥がし難く、その為に指に力を入れると、「じょうのう(袋)」が軟らかくなってしまい、食べ難かったのですが、食べ方を変えたら食べ易くなりました。 「イヨカン」を縦方向(垂直)に四等分に切断すると、その一片の果皮に「じょうのう(袋)」が二つから三つ付いた状態に成ります。 その一片の両端から、「じょうのう(袋)」に力が加わらないように果皮を剥がすと、「じょうのう(袋)」が二つから三つくっ付いた状態に成り、両側の「じょうのう(袋)」は、多くが、切断された状態に成るので、両側から、そのまま食べて、残った真ん中の「じょうのう(袋)」は、俎板の上で、包丁で中心部分を切断してから「じょうのう(袋)」を開けると食べ易くなり、甘くて、ジューシーで、相当に美味いです。 下の写真では、一片の両端から果皮を剥がし始めた状態で、果皮を反らすようにして剥がすと、余り「じょうのう(袋)」に力をかけずに果皮を剥がせます。 元々、「イヨカン」は上記のように、四等分に切って食べるのかも知れません? |
9月の初め頃から食べられる、「日南の姫」という超極早生の温州ミカンの二年生の苗で、昨年の10月頃に植えましたが、春になって10個ほどの蕾みを着けていましたが、他のミカンの花を使って人工授粉した効果?か、5個生っています。 ミカンが扁平な形をしているので美味いのでは。 温州ミカンは、一般的に、球形のミカンより、扁平な形のミカンの方が美味いです。 苗木に付いていた「品種の説明札」に、9月20日頃に完全着色します、と記載されていましたが、後三日では? |
三年前の9月の初め頃に植えた、既に実が3個生っていた「ハルミ」の苗で、既に実が生っている柑橘類の苗を買って来て植えると、翌年は実が生らないと言います?が、その通りに、一昨年は蕾み一つ着かなかったので、来年に備えて木を大きくしようと、肥料を置き過ぎて、根が肥料焼けを起して、一年間ほとんど生長しませんでした。 昨春は数十個の蕾みを着けていましたが、他のミカンの花を使って人工授粉した効果?か、本年の1月現在、20個生っています。 実の重みで枝が垂れて、今にも枝が折れそうでしたので、上から紐で吊り下げて、枝に重みが掛らないようにしました。 |
一昨年の4月下旬頃に植えた「甘夏ミカン」の二年生の苗木で、昨春、伸びた枝の先端に、それぞれの枝ごとに、1個の蕾みを着けましたが、他のミカンの花を使って人工授粉した効果?か、本年の1月現在、6個生っています。 我が家の庭の柑橘類が無くなる4月の下旬頃から、農家の無人販売の晩柑のスルガエレガントや、甘夏ミカンを買って来て仏前に供えます。 「甘夏ミカン」は販売量の少ない無人販売では、5月の中旬頃になると、「品切れの為か?、あるいは、春に花が咲く前に収穫してしまう為か?」販売を終了しますが、販売量の多い無人販売では、規模の大きいミカン農家なのか5月の下旬になっても、ミカン畑から収穫したての「甘夏ミカン」を未だ販売してい、そのような無人販売で買って来た「甘夏ミカン」を、しばらく仏前に供えた後、五月の末頃に食べたら、温州ミカンほどは甘くありませんが、甘味の有る「甘夏ミカン」になっていました。 「甘夏ミカン」は「夏ミカン」に比べて酸味が少ないだけで、甘味が無く余り美味い「ミカン」ではないと思っていましたが、5月の下旬頃に収穫すると、ある程度の糖度の有る甘い「甘夏ミカン」になるようです。 「甘夏ミカン」の品種の中で、特に甘味の有る品種が有るのかとも思ったので、二ヶ所の無人販売で買って来た、大きくて外皮が厚くて表面が凹凸の「甘夏ミカン」と、少し小ぶりで外皮が薄くて滑らかな「甘夏ミカン」を食べ比べてみたら、 大きくて、外皮が厚くて表面が凹凸の「甘夏ミカン」は、酸味が少ないだけで甘味は無く、6月1日の時点で、既に身が「バサバサ」で水分が抜けかけていました。 一方、少し小ぶりで外皮が薄くて滑らかな「甘夏ミカン」は、酸味が少ないだけでなく甘味が有り、未だ身が瑞々しい状態でした。 昔からの「夏ミカン」は6月頃まで木に生らせておくと、酸味が緩和されて、多少食べ易くなりますが、甘さは全く感じませんし、身が「バサバサ」で水分が抜けかけたような状態に成り、大きくて、外皮が厚くて表面が凹凸の「甘夏ミカン」に近い感じです。 それに対して、少し小ぶりで外皮が薄くて滑らかな「甘夏ミカン」は、5月の下旬頃まで木に生らせておくと、温州ミカンほどは甘くありませんが、甘味の有る「甘夏ミカン」になるようです。 前記の二種類の「甘夏ミカン」は、栽培方法が異なるのではなく、品種が異なるのではと思います。 残念ながら、我が家の「甘夏ミカン」は、大きくて、外皮が厚くて表面が凹凸の「甘夏ミカン」です。 |
二本の木に、ハッサクが20個位生っています。 近くにネーブルも生っています。 |
「キンカン」で、「キンカン」は、他の柑橘類とは花の咲く時期が異なり、夏に、しばらく間隔をおいて3回ほど咲き、今年は4回目の花が咲き始めました。 最初の頃に咲いた花が実になっていますが、花の咲いた時期により、実の大きさが異なります。 |
木が大きいので、「キンカン」が数千個生っているのでは。 |
「ユズ」が沢山生っていますが、冬至に風呂に入れるぐらいしか用途が有りません。 |