農家の無人販売
 
 浜名湖の東岸の気賀や、浜名湖の北岸の三ケ日などの道路脇に、ミカンの無人販売が沢山見られます。
 
 畑作地帯の道路脇などに、果物や野菜の無人販売も、あちらこちらで見られます。
 
 無人販売といっても立派な物ではなく、大き目の棚に屋根を付けた物や、小さな「掘っ立て小屋」のような物が多く、更に安直な所では、道路脇に台や机を置けば、それでも無人販売をできます。
 
 それらの脇に、販売促進用?の「ミカン」や「カキ」、「新鮮野菜」などの文字の入った、既製品?の「のぼり旗」を立てて置き、後は、質の良い果物や野菜を並べて、割安に売れば良く売れます。
 
 我が家の柑橘類が無くなると、無人販売で、1ネット3個入り100円の「甘夏ミカン」や、1袋4〜5個入り100円の「スルガエレガント」、1袋2個入り100円の「ハルミ」などを買って来ます。
 
 春に、無人販売で買って来た1ネット100円の「甘夏ミカン」です。
 
 「甘夏ミカン」は販売量の少ない無人販売では、5月の中旬頃になると、「品切れの為か?、あるいは、春に花が咲く前に収穫してしまう為か?」販売を終了しますが、販売量の多い無人販売では、規模の大きいミカン農家なのか、5月の下旬になっても、ミカン畑から収穫したての「甘夏ミカン」を未だ販売してい、そのような無人販売で買って来た「甘夏ミカン」を、しばらく仏前に供えた後、五月の末頃に食べたら、温州ミカンほどは甘くありませんが、甘味の有る「甘夏ミカン」になっていました。
 
 「甘夏ミカン」は「夏ミカン」に比べて酸味が少ないだけで、甘味が無く余り美味い「ミカン」ではないと思っていましたが、5月の下旬頃に収穫すると、ある程度の糖度の有る甘い「甘夏ミカン」になるようです。
 
 「甘夏ミカン」の品種の中で、特に甘味の有る品種が有るのかとも思ったので、二ヶ所の無人販売で買って来た、大きくて外皮が厚くて表面が凹凸の「甘夏ミカン」と、少し小ぶりで外皮が薄くて滑らかな「甘夏ミカン」を食べ比べてみたら、
 
 大きくて、外皮が厚くて表面が凹凸の「甘夏ミカン」は、酸味が少ないだけで甘味は無く、6月1日の時点で、既に身が「バサバサ」で水分が抜けかけていました。
 
 一方、少し小ぶりで外皮が薄くて滑らかな「甘夏ミカン」は、酸味が少ないだけでなく甘味が有り、未だ身が瑞々しい状態でした。
 
 昔からの「夏ミカン」は6月頃まで木に生らせておくと、酸味が緩和されて、多少食べ易くなりますが、甘さは全く感じませんし、6月下旬頃になると、身が「バサバサ」で水分が抜けかけたような状態に成り、大きくて、外皮が厚くて表面が凹凸の「甘夏ミカン」に近い感じです。
 
 それに対して、少し小ぶりで外皮が薄くて滑らかな「甘夏ミカン」は、5月の下旬頃まで木に生らせておくと、温州ミカンほどは甘くありませんが、甘味の有る「甘夏ミカン」になるようです。
 
 前記の二種類の「甘夏ミカン」は、栽培方法が異なるのではなく、品種が異なるのではと思います。
 
無人販売
 
 
 暑くなってくると、晩柑でも日持ちが悪くなったり、腐ったりするので、スーパーの輸入オレンジや、輸入ネーブルを買ってきます。
 
 8月初旬頃から9月下旬頃まで、舘山寺温泉の東方の、根本山の近くの道路脇に設置して有る自動販売機で、一袋500円の「梨」を、「梨」は日持ちが悪いので頻繁に買います。
 
 上記の自動販売機は100円硬貨専用ですので、スーパーなどでの買い物の際に、紙幣だけで支払う事で貯まる硬貨だけでは、100円硬貨が足りなくなるので、100円の飲料を自動販売機で1000円札で買い、釣銭として100円硬貨4枚と500円硬貨1枚を得、その500円硬貨で100円の飲料を買って、釣銭として100円硬貨4枚を得と、その繰り返しで、100円硬貨を貯めます。
 
 上記の方法で、1000円札1枚で100円硬貨8枚が貯まります。
 
 なお、銀行のATMコナーに両替機が設置して有りますが、利用した事が無いので、両替手数料が掛かるのかは分かりません。
 
 形が「いびつ」だったり、小さかったりの「B級品」は、一袋に7、8個入ってい、普通サイズの良品だと、一袋に4、5個入ってい、少し大き目だと3個位入ってい、特大だと2個入ってい、3個入りまでなら買いますが、特大2個入は買いません。
 
 8月中旬に、自動販売機で一袋500円で買って来た、生産者直売の「B級の梨」です。
 
 梨の収穫の真っ盛りなのか、今日は自動販売機に入っている梨のほとんどが「B級」の梨で、形の「いびつ」な梨や小さい梨、黒い斑点の有る梨などが有りました。
 
 小さい梨が沢山入った袋より、ある程度大きい梨の方が仏前に供えるのに良いと思いましたが、自動販売機で見た時より黒い斑点が多く、「B級」でも、比較的見栄えが良い向きに梨の入った袋を向けているようです。
 
 ビニール袋に、赤いサインペンで「B」と書いた面を正面に向けて有りますので、比較的見栄えが良い面に「B」と書いているのでは。
 
自動販売機で買った梨
 
 
 自動販売機で一袋500円で買って来た、生産者直売の「B級ではない梨」です。
 
 8月24日に買って来ましたが、この時期になると熟した梨が多く、熟した梨は日持ちが悪く、仏前に供えておくと、一日か二日で傷んでくる事も有るので、比較的緑色が残っている梨を買って来て、木に生っている状態とは逆にして(軸を下)冷蔵庫で保管します。
 
 なお、梨園のホームページに、木に生っている状態とは逆にして(軸を下にして)、冷蔵庫で保管すると日持ちが良いと記載されています。
 
 梨は、台地の上など地下水位が低くて、水捌けが良くて、土壌が赤土の畑が栽培に向いているようで、渥美半島の「天白原台地(海抜40、50メートル?)」の上の表浜街道(国道42号線)沿いで、6軒から8軒ぐらいの梨栽培農家が直売していたり、浜松の平野部(海抜数メートル)の直ぐ北に広がっている、「三方原台地(海抜40、50メートル?)」の上の、さまざまな道路沿いで、沢山の梨栽培農家が直売していますが、有人の対面販売より、スーパーの方が気楽なので買ったことが有りません。
 
自動販売機で買った梨
 
 
 晩夏に、上記と同じ自動販売機で、一パック500円で買って来た、生産者直売の「巨峰」です。
 
 ブドウの粒の大きさが、大きかったり、小さかったりと、不揃いですので「B級」では。
 
 スーパーで売っている「巨峰」は粒が揃っていますが、量が少ない割りに高いです。
 
自動販売機で買った巨峰
 
 
 晩夏に、上記と同じ自動販売機で、「梨」を買うついでに、一ネット500円で買って来た、生産者直売の「栗」です。
 
 栗の大きさが、大きかったり、小さかったりと、不揃いですので「B級」では。
 
 栗の価格をスーパーで注意して見たことが無いので、安いのかは分かりません。
 
 包丁で、栗の下の部分を少し切り取り、縦に切れ目を入れて皮を剥き易く?してから、ポリプロピレンのプラスチック容器に少量の水と共に入れて、電子レンジで加熱して、仏前に供えました。
 
 下げて、食べてみたら、栗の硬い外皮は手で剥けますが、栗の表面を覆っている渋皮?が巧く剥けないので、調理せずに残っている栗は、包丁で、栗の硬い外皮と渋皮?を剥いてから、砂糖を沢山入れて煮詰めてみようと思います。
 
自動販売機で買った栗
 
 
 自動販売機で、1ネット9個入り200円で買って来た、生産者直売?の「鶏卵」です。
 
 この自動販売機は、自動販売機の横に設置したスポットエアコンのような装置からダクトで冷風が送り込まれていて、「鶏卵」が冷やされてい、「鶏卵」のネットの下に小さなレジ袋も添えられていて衛生的です。
 
 スーパーで一度に、10個入りのパックを3、4パック買って来ますが、たまに自動販売機でも買います。
 
自動販売機で買った鶏卵
 
 
 9月下旬頃から、極早生の「温州ミカン」を無人販売で売りますが、我が家の早生の「温州ミカン」と、10日程しか違わず、スーパーで安売りしている「梨」や「リンゴ」を買うので、極早生のミカンは買いません。
 
 秋には、3〜5個入りで100円の「富有柿」を買って来ます。
 
 山間部の町の無人販売で、1ネット100円で買って来た「富有柿」です。
 
無人販売で買った柿
 
 
 ある時、細長い柿を売っていたので、野菜と共に買って来て、仏前にしばらくの日にち供えた後、下げて、食べてみたら渋柿で食べられず、捨てるのは勿体無いので、皮を剥いて、紐で連ねるように縛って干して、干し柿にしましたが、食べるのは危険ではと思い、随分と手間隙を掛けましたが、食べるのは止めました。
 
 ある時、無人販売で大きな筍を、1本100円で売っていたので買って来て、郊外の所々に設置されている「コイン精米所」で、コイン精米機の設置して有る部屋の、隣りに設置して有る「ぬか小屋」に、「米ぬかは御自由にお持ち下さい」、と表示して有る「米ぬか」を貰って来て、その「米ぬか」を入れて筍を茹でて、そのまま一晩放置して、数回水を替えて水に晒してから、味付けして煮直したら、「アク」が良く抜けていて美味かったです。
 
 その無人販売では、大きい筍は1本100円、普通サイズの筍は2本100円、小さい筍は3本100円で、レジ袋に入れて売ってい、筍の出る短い期間限定なので、茹でて冷凍保存しようと、数回に分けて、千数百円分の筍を買って来て、「米ぬか」を少し入れて茹で、筍が多いので、大鍋で何回も連続して茹で、茹でてから一晩放置するような事はせずに、少し水に晒しただけで、量が多いので、冷凍庫にギッシリと詰め込み、冷凍保存しました。
 
 冷凍保存した筍を解凍して、味付けして煮直したら、「アク」が良く抜けていず、「えぐ味」が有り食べ難く、しばらくは食べましたが、その後は、仏前に供える夕膳のオカズ3品の内の1品として、供え続けて、長い期間をかけて、冷凍保存して有った筍を全部片付けました。
 
 今年は、大きい筍1本と、普通サイズの筍6本を買って来て、大鍋と圧力鍋と、深鍋を使って、筍に添えられていた「小袋入りの米ぬか」に加えて、「コイン精米所」で貰って来た「米ぬか」を沢山入れて茹で、半日放置した後、3回水を替えて、水に晒しました。
 
 スーパーに比べたら相当な割安の上に、当日の朝掘りの新鮮な筍で、掘り取ってから数日経過している?スーパーの筍より「アク」が少なく、「アク」を抜き易く、筍の出る短い期間限定ですので、今年も沢山買って来て、米ぬかを沢山入れて茹でて、念入りに「アク抜き」をして、冷凍保存しようかと思いました。
 
 我が家に、「炊き出し」に使うような特大の鍋が有ったことを思い出して、特大の鍋を奥から出して、普通サイズの筍10本を買って来て、一度に茹でようと思いましたが、インターネットで調べたら、筍には、「結石」の原因になる「シュウ酸」が多く含まれている、と記載されていたので、今までに「結石」になった事は有りませんが、筍を沢山食べて「結石」になるのが怖いので、せっかく奥から出して掃除した特大の鍋を、使うことなく片付けました。
 
 それから一年経過して、また筍の季節になりました。
 
 無人販売で買って来た一袋100円の「筍」です。
 
無人販売で買った筍
 
 
 「シュウ酸」は筍だけではなく、ヤマイモやナガイモ、サトイモ、ホウレン草など、さまざまな野菜にも含まれていて、大量に食べなければ大丈夫だと思って、沢山買って来て、まとめて茹でて冷凍保存することにしました。
 
 昼膳に供える麺類を4日分、一度に茹でて冷蔵保存して置くのに使っていた大鍋の底に穴が開いたので、直径33センチ、容量11,1リットルの大鍋を買いましたが、大き過ぎて邪魔になるので、一度も使うことなく物置に保管してあった、その大鍋を、物置から出してきて、添付されていた「米ぬか」を全部加えて、筍を茹でたら、一度に全部茹でられました。
 
 よくアクが抜けるように、茹でた後、そのまま20時間ほど放置しました。
 
無人販売で買った筍
 
 
 よくアクが抜けるように、茹でた後、そのまま20時間ほど放置した後に、筍の皮を剥いて、全部鍋から取り出して、鍋を綺麗に水洗いしたら、鍋の底に白い物質が「こびり付いて」いて、タワシで擦っても取り除けませんでした。
 
 買ってから一度も使った事の無い鍋で、使う前に、台所用洗剤を使って綺麗に水洗いしたので、間違い無く、筍を茹でた際に付着した物質です。
 
 なお、台所用洗剤を使って根気よくタワシで擦ったら、ある程度は取り除けましたが、完全に取り除くには相当手間が掛りそうなので、鍋に水を入れて、ガスコンロで加熱して、沸騰させ、更に温度を上げる為に塩を加え、沸騰している状態で、柄の付いたタワシで擦りましたが、未だ少し「こびり付いて」い、完全に取り除くのは諦めて、そのまま物置に保管しました。
 
 鍋の底に「こびり付いて」いた白い物質は、常温の水には溶けないようで、タワシで擦ると、「ガァー」、「ガァー」と音がし、相当に頑固に「こびり付いて」いて、「米ぬか」が原因とは思えませんので、これが「シュウ酸」か「シュウ酸とカルシウムが結合したシュウ酸カルシウム」ではと思いました。
 
 なお、茹でた後の筍を、大量の水に5回ほど晒しましたが、「シュウ酸」は、常温の水には溶けないようですので、水に晒しても除去できないのでは。
 
 手間暇を掛けたので、アクが最も少ない?小さい筍の先端の部分だけを使って、一度だけ「筍御飯」を炊いて食べましたが、残りは全部冷凍保存して、少しずつ、仏前に供える夕膳のオカズ3品の内の1品として、供え続けることにしました。
 
シュウ酸?
 
 
 
 ちなみに、仏前に供える膳は、朝は「山盛りの御飯」に「油揚げと豆腐を具にした味噌汁」と「漬物や佃煮」、昼は「素麺」や「ウドン」を小さめの丼に一杯、晩は「菓子パン」に「油揚げ」と「湯豆腐」に加えて、もう一品です。
 
 なお、豆腐に味やダシを浸み込ませる為に、「湯豆腐」は朝食の際に作って、自然冷却させた後に冷蔵庫で保存し、夕膳を供える際に再加熱しますが、私も食すので、7月初めから9月の少し涼しくなるまでは、冷蔵庫で冷やされたままの状態で供えます。
 
 同様に、昼膳の「素麺」や「冷麦」も、私も食すので、気温の高い時期には、冷蔵庫で冷やした具入りの出し汁を加えて供えます。
 
 菓子パンだけはサランラップで器ごと包み、小蠅が「たからない」ようにして、下げた後は冷蔵庫で保管して、翌日に、私が食べますが、他の物は全部、野鳥が食べる物は、全て野鳥の食料に提供しています。
 
 朝の膳に添える野菜の甘酢漬けや佃煮には、保存性を考慮して、細菌が繁殖しないように、沢山砂糖を使っているので、蟻が喜んで食べるので、庭の手近な所で、蟻の巣の沢山有る辺りの、15ヶ所ほどで蟻に提供しています。
 
 野鳥は、大根や菜っ葉、ブロッコリー、カリフラワー、キュウリ、筍、葱、玉葱、トウガン、切干ダイコン、コンニャクなどは食べませんが、野菜でも、サトイモやサツマイモ、ヤマイモ、カボチャなどは食べ、イモ類の天ぷらも食べ、お好み焼きも食べます。
 
 野鳥は、油揚げや天ぷらなど、食用油が浸み込んだ食品が好物で、餌台の上に置いたり、庭に撒くと、直ぐに無くなります。
 
 スーパーで特売している「餡パン」や「ジャムパン」、「クリームパン」、「二色パン」、「餡ドーナツ」、「メロンパン」などを沢山買って来て、冷凍保存して、1個ずつ解凍して、毎日、菓子パン1個ずつ食べるのは大変なので、二分割して、二日に分けて仏前に供えています。
 
 スーパーに買い物に行くと、忘れない限り、必ず、仏前に供えるバナナと串ダンゴを買って来ますが、近くの売り場に置かれている「特売の菓子パン」に、先に目が行ってしまうと、串ダンゴを買うのを忘れてしまう事が有り、その際は、仕方ないので、菓子パンで代用します。
 
 睡蓮を育てている容器や、裏庭の池で水浴びをしたり、何処かから持って来た残飯(魚の骨など)を、睡蓮を育ている容器の水に入れたりするので、カラスだけは嫌いなので、豆腐は餌台の上に置いて、上から手で押さえて潰して、大きいカラスには食べ難くしています。
 
 油揚げは餌台の下に設けた、小さな餌台の上に置き、餌台の上のカラスが首を曲げても、油揚げに嘴が届かないようにしています。
 
 昼食の麺類に、具として油揚げ一枚を賽の目に切って入れますが、できるだけ小さく切って、体の大きいカラスには食べ難くしています。
 
 御飯は水に入れて「ほぐして」、できるだけバラバラの御飯粒にして、出来るだけ広がるように、水と一緒に庭に撒き、体の大きいカラスには食べ難くしています。
 
 毎日、スズメやムクドリなどが沢山来て、食べられる物は、全て完食してくれますので、御飯や麺類が、ついつい大盛りになります。
 
 なお、麺類や油揚げ、湯豆腐、醤油をかけた揚げ物、野菜の煮物など、塩分が含まれている物は水に晒して、塩分を抜いてから野鳥に提供しています。
 
 朝の味噌汁(具だけを盛るので、ほとんど豆腐と油揚げの味噌煮)だけは、そのまま庭に撒きますが、直ぐに無くなります。
 
 放り投げた、味噌汁の具の豆腐と油揚げが地面に着地すると同時に、スズメが空から降りてきて、直ちに油揚げを食べ始める日も有りますので、屋根の上や木の上でスズメが見ているようです。
 
 無人販売のレパートリーの多い農家の無人販売では、さまざまな柑橘類や、サツマイモ、サトイモ、ナガイモ、ジャガイモ、キャベツ、ハクサイ、ネギ、タマネギ、ソラマメ、エンドウマメ、グリーンピース、ピーマン、ナス、葉ショウガ、唐辛子(鷹の爪)、ニンニク、トウガン、筍など、収穫した時限定で、作物によっては、一週間ほどで無くなり、次は、また来年という所も有ります。
 
 時々寄って見るだけなので、実際には、野菜のレパートリーが、もっと多いかも知れません。
 
 無人販売は、品質の良い物をスーパーより安く売れば、よく売れますが、欲をかいて?、スーパーと同じような値段で売っていたり、品質の悪い物を売っていたりする所は、売れなくて止めてしまいます。
 
 農家が野菜を青果市場に出荷するには、農家がダンボール箱代や包装資材代、青果市場までの輸送費、農協の手数料などを負担しなければならず、実際に農家が手に出来る販売代金は、スーパーの店頭価格の半分以下であろうことは、多くの人が知ってい、欲をかくと?敬遠されるのでは。
 
 さまざまな流通業者の流通コストや利益、小売店の販売コストや利益などが含まれている、スーパーの価格と同じような価格で、農家が無人販売しようとするのは、欲のかき過ぎ?で、敬遠されるのでは。
 
 スーパーのようにハクサイを、「二分の一カット」にして売っているような「けち臭い」無人販売は、ほとんど売れないのでは。
 
 農家の無人販売が多い地域では、「市場の競争原理?」が働いて価格水準が低く、周りに無人販売が、ほとんど無い地域では価格水準が高く、「安売りスーパー」の方が安いかも知れません。
 
 市街地に近い無人販売より、山間僻地の無人販売の方が安いです。
 
 私はケチなので、欲をかいて?、スーパーと同じような値段で売っていたり、品質の悪い物を売っていたりする無人販売には、一、二回寄って見ただけで、その後は、寄って見ても買う物は無いので、見るだけ無駄ですので、一切寄って見ません。
 
 逆に、品質の良い物をスーパーより安く売っていて、野菜や果物のレパートリーの多い無人販売には、よく買いに行きます。
 
 晩夏に、無人販売で買って来た一袋100円の「ピーマン」です。
 
無人販売
 
 
 晩夏に、無人販売で買って来た一袋100円の「ニンニク」です。
 
 保存してあったニンニクが傷んできたので、球根?をバラバラに分解して、傷んでいない粒だけを選んで袋に詰めたようにも見えますが、葉ニンニクを育てる為の「鱗片?」として売っているようにも見えます。
 
 葉ニンニクは、植え付けてから、一、二ヶ月の短期間で収穫できるようですので、ニンニクの粒(鱗片?)を庭に植えて、葉ニンニクを育ててみる事にしました。
 
 「モヤシ」や「貝割れダイコン」と同様に、ニンニクの粒(鱗片?)の中の養分だけで葉が成長すると思いますので、肥料は余り要らないのでは。
 
無人販売
 
 
 秋に、無人販売で買って来た一袋100円の「サトイモ」です。
 
 右側の袋は「孫芋」が、ほとんどで、食感が滑らかで美味いと思いますが、小さいので皮を剥くのが面倒です。
 
 左側の袋には「子芋」が混じってい、「子芋」は「孫芋」に食感で劣りますが、大きいので皮を剥くのが楽です。
 
 私は皮を厚く剥くので、皮を剥いた後の量では、左側の袋のサトイモの方が多くなりますが、どちらが得なのだろうか。
 
 沢山売っていたので、一方だけを複数買うことも出来ます。
 
無人販売
 
 
 晩秋に、山間部の町で、摩り下ろすと粘りが強くて美味い、長くない「ナガイモ」を無人販売で売り、片道30キロほどの道のりを、車で40分ほど掛けて、郊外のドライブがてら買いに行きます。
 
 無人販売で買って来た一袋100円の、長くない「ナガイモ」です。
 
無人販売
 
 
 山間部の町の上記と同じ無人販売で買って来た、1袋(1本)200円の長くない「ナガイモ」です。
 
 大きくて重みが有るので、秤で計ってみたら、1.12Kg程あり、相当お買い得なのでは?
 
無人販売
 
 
 山間部の町の上記と同じ無人販売で買って来た、1パック100円の「生シイタケ」です。
 
 「生シイタケ」は新鮮さが命だと思いますので、1パックで良いと思いましたが、檜の葉が添えて有るのが嬉しくて、思わず2パック買ってしまいました。
 
 買って来てからパックを裏返して見たら、檜の葉が添えて有るのではなく、「生シイタケ」の下に、檜の葉が敷いて有りました。
 
 目当ては、長くない「ナガイモ」でしたが、「ナガイモ」は無く、「カキ」と「ミカン」、「生シイタケ」を売っていたので、仏前に供える「カキ」と、「生シイタケ」を買って来ました。
 
 「ミカン」だけは、いくら安くても買いません
 
 上記の「生シイタケ」1パックを使って、「シイタケ御飯」を炊いて仏前に供えました。
 
 残り1パックは、電子レンジOKのプラスチック容器に入れて、電子レンジで「生シイタケ」から出た水が沸騰するまで加熱して、自然冷却後に冷凍保存しました。
 
無人販売
 
 
 農家が、市場に出荷する為に大量に生産しているハクサイを、破格の安さ(LLサイズ100円、普通サイズ50円)で無人販売する事が有りますが、市場の相場が安くなって、さまざまなコストを掛けて市場に出荷するより、無人販売で売った方が益しだ、と思えるように成ってからであり、そのような農家は、シーズンを通して、市場の相場が良いと無人販売しません。
 
 そのような所で、また破格の安さでハクサイを無人販売していないか、たまに通ってみると、「きれいな花、1束100円」ばかりということも有ります。
 
 きれいな花より、大きいハクサイの方が・・・・・
 
 ハクサイは、我が家の庭でも育てていて、巧く育てると、大きくて実の締まったハクサイになり、外側から葉をめくりとって使っていくと、一玉でも一週間ぐらい持ち、庭のハクサイだけでも冬の間ぐらい賄えますが。
 
 冬に、無人販売で買って来た1袋2本入り100円の、太くて長いナガネギです。
 
 よく買いに行き、一回に3袋位買い、肉と煮て食べるだけでなく、刻んで味噌汁の具の豆腐と油揚げと共に入れると、味噌汁が甘くなって美味いので、ナガネギが有る間は毎日味噌汁に入れます。
 
 1月頃が一番太くて長い、お買い得のネギを売ってい、2月の中、下旬頃になると、ネギが徐々に細くなり、1袋3本入りになると、煮ると「かさ」が減るので買わなくなります。
 
無人販売
 
 
 春に、無人販売で買って来た1袋100円の特大のタマネギで、左のタマネギがスーパーで税抜き34円の「ひねタマネギ」です。
 
 私が住む町内を含めて、海岸に近い、「砂地」の畑作地帯で沢山栽培されていて、12月頃から3月頃まで、「新タマネギ」として出荷しているタマネギで、春になり、「新タマネギ」としての価値の無くなったタマネギで、天竜川の河口の西岸の方で、早朝散歩の帰りに、前記の長ネギと同じ無人販売で買って来ました。
 
 なお、新年にならないと、市場で「新タマネギ」として扱わないので、12月初旬頃から、畑で大きく育ったタマネギだけを選んで収穫しているタマネギは、贈答用などとして、市場以外で取引されているようです。
 
無人販売
 
 
 早春に、無人販売で買って来た1袋100円の「ひねの、秋ジャガイモ」です。
 
無人販売
 
 
 10月中旬に、無人販売で買って来た1袋100円の「サツマイモ」です。
 
無人販売
 
 
 春に、無人販売で買って来た1袋100円の「グリーンピース」です。
 
 昨年、同じ無人販売で「ソラマメ」を買ったので、そろそろ「ソラマメ」が収穫時期ですので、また「ソラマメ」を売っていると思いましたが、買って来てから、よく見たら「グリーンピース」でしたので、莢から豆を取り出して、「豆御飯」を炊いて仏前に供えました。
 
 炊き込み御飯にしたら美味かったので、まとめて買って来て、豆を取り出して、ごく短時間だけ茹でてから、一回分ずつに小分けして冷凍保存しました。
 
無人販売
 
 
 春に、無人販売で買って来た1袋100円の「ソラマメ」です。
 
無人販売
 
 
 初夏に、無人販売で買って来た1束100円の「ニンニク」です。
 
 畑から収穫して間もないニンニクです。
 
 特に用途は有りませんので、物置の軒下に吊るして置きます。
 
 スーパーで大きいニンニクを安価で売っていますが、安価なニンニクは全て中国産で、青森産などは中国産の数倍の価格です。
 
無人販売
 
 
 100円硬貨を温存する為に、500円硬貨も同時に手にして、無人販売に寄り、買っても良い品物が500円以上有れば、500円硬貨で支払います。
 
 秋に、無人販売で買って来た一袋100円の「サトイモ」と「富有柿」です。
 
 サツマイモとサトイモは、11月頃まで売っているので、シーズン?の終わり頃に、まとめて買って来て、庭に穴を掘って埋めておいて、年の暮れに掘り出して正月に使います。
 
 正月三が日の間は、毎朝、当地の風習通りに、味付けをせず、茹でただけのダイコンとサトイモを、仏前と神前(恵比寿・大黒様も含めて)に供えていますが、スーパーの年末特別価格のサトイモは、小さくて貧弱な割に高いので、無人販売のサトイモから、大きくて、「子芋」から「孫芋」を引き剥がした際の傷口の小さい、傷口から傷んで腐敗しそうもない「孫芋」だけを選んで、掘り出し易いように、着古したTシャツを袋代わりにして入れて、庭に穴を掘って埋めておきます。
 
 無人販売のサトイモは安いので、保険として、前回埋めた近くに、別の穴を掘って、この秋二回目のサトイモを埋めました。
 
 なお、大晦日に掘り出してみたら、二穴とも無事で腐ったサトイモは一個も有りませんでした。
 
無人販売
 
 
 山間部の町の無人販売で買って来た、1ネット100円の「富有柿」と、1袋(1本)200円の長くない「ナガイモ」です。
 
 なお、写真が不鮮明なのは、雲の厚い曇り空で暗いからです。
 
無人販売
 
 
 無人販売で買って来た、1個100円の「スイカ」です。
 
 甘くて美味いスイカは、スイカの中が「小さな粒状」の集合体のようになっていて、舌触りが良いのですが、前回、1個100円で買って来た時のスイカは、スイカの中が「小さな粒状」の集合体のようになっていませんでしたが、そこそこ甘味が有り食べられました。
 
 なお、同じぐらいの大きさのスイカを、農家の自動販売機で、1個1000円で売っていますが、多分、品質が良いのだとは思いますが、安売りスーパーより高い?のではと思え、一度も買った事が有りません。
 
無人販売
 
 
 
 JAとぴあ浜松(農協)の「ファーマーズマーケット三方原店」で買って来た白菜と次郎柿です。
 
白菜
 
 
 
白菜
 
 
 
次郎柿
 
 
 白菜を「丸売り」しているスーパーマーケットは少なく、「二分の一」や「四分の一」にカットして販売していますが、日持ちが悪い上に、野菜の切断面や表面に人の手が触れていて不衛生?ですので、「ファーマーズマーケット」で丸さらの白菜を買って来ました。
 
 過去に、全国展開の大手のスーパーマーケットにテナントで入っている八百屋の店員に、「切ってない丸さらの白菜は無いんですか?」と訊いたら、「「二分の一」の白菜を二つ買えば同じです」と答えましたが、「いや、同じではない!。 日持ちが悪い上に不衛生?・・・・・」と思いました。
 
 また、別の系列の全国展開の大手のスーパーマーケットにテナントで入っている八百屋の店員に、「切ってない丸さらの白菜は無いんですか?」と訊いたら、「売り場には無いけど倉庫から持ってきます、「四分の一」の値段掛ける四の値段です」と答えたので、二つ頼みました。
 
 特大の白菜を持って来るのに時間が掛かった上に、私には特別な事情が有るので危険を感じて、二週間ほど食べずに放置して経過観察しましたが、白菜に異常な変化は起きませんでした。 が、念の為に、一切食べずに、特大の白菜二つを廃棄しました。
 
 スーパーマーケットで、白菜やキャベツ、スイカ、カボチャ、トウガン、大根・・・・・と様々な野菜をカットして販売していますが、消費者の利便性を考えての事だけでは無く、八百屋がカット販売する事に因って、商品に加工賃を付加して儲けを大きくしている?
 
 ここに載せた「ミニ白菜」のような買い物客が持ち帰り易い「手頃なサイズ」の野菜を仕入れて販売して頂けたら、買う側にとって有り難いと思いますが、大きな野菜をカット販売した方が、農家も八百屋も儲かる?
 
 間に農協が介在しますが、野菜の生産者から直接、野菜を買ってみようかと思いました。
 
 農協の「ファーマーズマーケット」がどのような所なのか、取り合えず、一番近いJAとぴあ浜松(農協)の「ファーマーズマーケット白脇店」で、丸さらの白菜を三つ買って来て、「シーチキン」などのツナ缶を出汁にして極薄味で煮て食べてみたら旨かったので、今度は買って来る量を倍増させました。
 
 JAとぴあ浜松(農協)の「ファーマーズマーケット三方原店」は、野菜や果物の生産が盛んな三方原地区に在り、隣接した浜北地区や三ケ日地区、引佐地区などでも野菜や果物の生産が盛んなだけあって、「ファーマーズマーケットの店舗」の規模が大きく、多くの客でにぎわっていました。
 
 東名高速道路の浜松西インターからの道順が良いので、遠方からの客もいるのかも知れません。
 
 「花より団子」の私には縁が有りませんが、 JAとぴあ浜松(農協)の「ファーマーズマーケット」には生花(切り花)の売り場も有りました。
 
 売り場の列の中には、「スーパーマーケット」のような食品の売り場の列も有りました。
 
 地元の農産物だけでなく、信州産の「長芋」など他の産地の野菜や果物なども販売しているようです。
 
 なお、白菜と次郎柿に貼られているシールに「出品者」の氏名が明記されているので、「ぼかし」を掛けました。
 
 インターネットで調べてみたら、浜松市や豊橋市、田原市(渥美半島全域)は、全国の市町村別の農業産出額が、全国の市町村別の農業産出額のランキングの中でも上位にあります。
 
 間に湖西市が入りますが、西隣の豊橋市や東隣の磐田市にも、地元の農協(JA豊橋/JA遠州中央)の「ファーマーズマーケット」のような店舗が在りますので、野菜を買いに行ってみようかと思っています。
 
 
 JAとぴあ浜松(農協)の「ファーマーズマーケット白脇店」で買って来たキャベツと青首大根と次郎柿です。
 
JAとぴあ浜松のファーマーズマーケットの野菜
 
 
 
キャベツ
 
 
 
青首大根
 
 
 
次郎柿
 
 買って来たキャベツには「浜松市雄踏産」と「静岡県湖西市産」が混在していましたので、「平成の市町村大合併」の際に、浜松市と合併しなかった湖西市も、JAとぴあ浜松(農協)の領域に成っているのかも知れません。
 
 静岡県湖西市でも、JAとぴあ浜松(農協)の支店を見た事が有ります。
 
 「扁平なキャベツ」と「丸い甲高のキャベツ」の両方を販売していましたが、スーパーの安売り?で買い慣れている「扁平なキャベツ」の方を買って来ました。
 
 値段を気にしていないので価格差が有ったのか、無かったのかは不明です。
 
 キャベツをフライパンで油炒めにする際に、完全に柔らかくなるまで炒め続けるには時間と、箸で掻き回している手間が掛かるので、ある程度炒めて置いて、油が浸み込んだキャベツを食べる際に、電子レンジで再加熱して、水より高温になる油で、焦げる手前まで加熱し続けて炒める手間を省いています。


 土曜日の上に開店(AM9:00)間もない時刻に買いに行ったら、店内は客で混雑していて、売り場の通路をなかなか進めませんでした。
 
 JAとぴあ浜松(農協)の「ファーマーズマーケット」には、特別用事の無い暇人は、平日の開店時刻からある程度経過した時刻に買い物に行った方が良いと思いました。
 
 
 JAとぴあ浜松(農協)の「ファーマーズマーケット三方原店」で買って来た白菜と青首大根、さつまいも、鶏卵、次郎柿です。
 
野菜
 
 
 前回行った際に一本売り(250円?)していた「信州産の長芋」(道の駅・今井-恵の里)を買いたかったのですが、もう、いつかのとっくに完売したようです。
 
 前回、「ファーマーズマーケット三方原店」で買った野菜を持ち帰る際に使った「空の段ボール箱」が、上記の「信州産の長芋」の段ボールでしたし、その数日後に「ファーマーズマーケット白脇店」で買った野菜を持ち帰る際に使った「空の段ボール箱」も同じ段ボールでしたので、「信州産の長芋」(道の駅・今井-恵の里)が沢山出回っているのかとインターネットで調べてみたら、長野県松本市の道の駅・今井-恵の里の「農産物直売所」で「段ボール箱入り」のまま「箱売り」されていた長芋のようで、どう言う経路で「JAとぴあ浜松」に来たのかは知りませんが、「売られている物が、いつまで有るか分からないので、もし欲しかったら、その場で買うべき」と言う事でした。
 
 代わりの「他の長芋」は無いかと見てみましたが、見当たりませんでしたの、「長芋のシーズン」は終わったのかも知れません。
 
 過去に、インターネットを見ていて、業務スーパーの「長芋を摺り下ろした・とろろ?」の冷凍品を見たと思いますので、販売していたら買い物のついでに買って来ます。
 
 長芋の代わり?に、さまざまな品種の「さつまいも」が出品されていたので適当に買って来ました。
 
サツマイモ
 
 
 
鶏卵
 
 
 
次郎柿
 
 
 
地元に戻る