柑橘類に接ぎ木をして二年で花が満開し、実が鈴生り?
 
 一昨年の春(2016年4月)に接ぎ木をした、さまざまな柑橘類の枝が大きく成長して、花を沢山咲かせています。
 
 既に沢山実が生るようになっている柑橘類の木を台木にして、別の柑橘類の枝を穂木として、春の四月の中旬頃に「高接ぎ」をすると、丸二年で花が沢山咲くようになるようです。
 
 一昨年の春に接ぎ木をした、下の写真の木が最も成長が良く、「スルガエレガント」と「デコポン」の花が沢山咲いています。
 
 
接ぎ木をした年の写真です。
 
柑橘類の接木
 
 
接ぎ木をした翌年の写真です。
 
柑橘類の接木
 
 
 上の二枚の写真は木の南側から撮った写真ですが、同じ木を、「スルガエレガント」の花が沢山咲いている木の北東の側から、今年の春に撮った写真です。
 
柑橘類の接木
 
 
 上の写真の「スルガエレガント」を接ぎ木した部分です。
 
 未だ枝葉の生長が優先されているのか、花が満開の割には実が疎らです。
 
柑橘類の接木
 
 
 上の写真の反対側の南側の方が「スルガエレガント」の実が多いです。
 
 
柑橘類の接木
 
 
 同じ木を、「デコポン」の花が沢山咲いている木の西北の側から、今年の春に撮った写真です。
 
柑橘類の接木
 
 
 一昨年の春に接ぎ木をした、下の写真の木も成長が良く、「青島温州ミカン」の花が沢山咲いています。
 
 
接ぎ木をした年の写真です。
 
柑橘類の接木
 
 
 上の写真は木の南側から撮った写真ですが、同じ木を、「青島温州ミカン」の花が沢山咲いている、木の北東の側から、今年の春に撮った写真です。
 
 
柑橘類の接木
 
 
 上の写真の「青島温州ミカン」を接ぎ木した部分で、沢山出ている枝に満遍なく実が生ってい、「青島温州ミカン」の実が100個ぐらい生っていそうです。
 
柑橘類の接木
 
 
 一昨年の春に接ぎ木をした、下の写真の木も成長が良く、「イヨカン」の花が沢山咲いています。
 
 
接ぎ木をした年の写真で、木の東側から撮った写真です。
 
柑橘類の接木
 
 
 今年の春に、木の下から上を見上げるようにして撮った写真ですが、重なっている枝葉の上に隠れて、樹冠に沢山咲いている花がよく見えません。
 
 
柑橘類の接木
 
 
 上の写真の「イヨカン」を接ぎ木した部分で、生長した沢山の枝に満遍なく実が生っていますが、高い位置に生っているので、収穫するのに脚立か高枝切りばさみが要りそうです。
 
柑橘類の接木
 
 
 一昨年の春に接ぎ木をした、下の写真の木も成長が良く、9月の初め頃から食べられる、「日南の姫」という超極早生の温州ミカンの花が沢山咲いています。
 
 
接ぎ木をした翌年の写真です。
 
柑橘類の接木
 
 
 上の写真の木の右側の方の枝に、「日南の姫」という超極早生の温州ミカンの花が沢山咲いています。
 
 左側の方の枝にも、まばらですが花が咲いていますので、木全体の枝葉の量から推測して、30個位の実を成長させる事ができそうです。
 
 
柑橘類の接木
 
 
 上の写真の「日南の姫」を接ぎ木した部分で、全体で実が60個ぐらい生っています。
 
 9月の初め頃から食べられる超極早生の温州ミカンですので、既に、ミカンの実の表皮が黄色味を帯びてきています。
 
柑橘類の接木
 
 
 
 
 苗木に付いていた「品種の説明札」に、9月20日頃に完全着色します、と記載されていますが、後一日では?
 
 
柑橘類の接木
 
 
柑橘類の接木
 
 
 2015年の10月頃に植えた、「日南の姫」という超極早生の温州ミカンの苗木で、上の写真の木に「日南の姫」を接ぎ木する為に、無理矢理に穂木を採ったのが影響してか?、余り大きく生長していませんが、まばらに花が咲いています。
 
 9月の下旬頃から、ミカンの産地の無人販売で、極早生の温州ミカンを販売しますが、小さ過ぎて市場に出荷できない、あるいは、小さ過ぎて市場相場が安過ぎる?ような、小さなミカン4個入り100円と割高の上に、我が家の庭に早生の温州ミカンが大量に生っているので、買うのはもったいなくて手が出ず、毎年、我が家の庭に大量に生っている宮川早生温州ミカンから、お尻が少し黄色く色付いてきたミカンを選んで、10月の初め頃から仏前に供えていましたが、今年は、9月の初め頃から、仏前に、「日南の姫」という超極早生の温州ミカンを供えられそうです。
 
 
柑橘類の接木
 
 
 昨年の7月の初旬頃に、「日南の姫」という超極早生の温州ミカンの穂木を、宮川早生温州ミカンの木に「緑枝接ぎ」したヶ所の内、3ヶ所の穂木から芽が出て、枝葉が順調に生長しましたが、今年の春になって、昨年接ぎ木した後、穂木が緑色を保っていても、全く芽が出てこなかった、4ヶ所の穂木から芽が出てきて、枝葉が急速に生長して、昨年接ぎ木した直後から生長していた枝と、同じ位大きく育ちましたので、前記のミカンの木と合わせて、9月の初め頃から食べられる、「日南の姫」という超極早生の温州ミカンが、後1年か、2年で食べ切れなくなりそうです。
 
 
接ぎ木をした年の写真です。
 
柑橘類の接木
 
 
 昨年接ぎ木した後、穂木が緑色を保っていても、全く芽が出てこなかった、4ヶ所の穂木から芽が出てきて、枝葉が急速に生長して、昨年接ぎ木した直後から生長していた枝と、同じ位大きく育ちました。
 
 このような事も有るので、夏に「緑枝接ぎ」をした後、穂木が緑色を保っていても、全く芽が出てこなかった穂木は、切り取らずに、翌年の春まで放置して、翌年の春に芽が出て生長する、ことを期待した方が得策だと思います。
 
 
柑橘類の接木
 
 
柑橘類の接木
 
 
 写真に写っている柑橘類の花は全て、私が接ぎ木をして生長した枝に咲いている花です。
 
 右下の年月日の上の蕾は「ハッサク」の蕾です。
 
 「ハッサク」の蕾の左側と右端の上方の花は、一昨年の春に、「高接ぎ」をして生長した「デコポン」の枝に咲いている花です。
 
 「デコポン」は蕾が着き易く、一昨年、昨年と接ぎ木の際に保険として、あちらこちらの木に接ぎ木をした、沢山のヶ所の枝に、花を沢山咲かせています。
 
 写真の右側の奥の高い枝に咲いている花も、「デコポン」の花で、母に縁の有る「デコポン」です。
 
 写真の左端の「カリン」の木の右側の花は、「青島温州ミカン」の花で、「カリン」の手前の花も、一昨年の春に、「高接ぎ」をして生長した「デコポン」の枝に咲いている花です。
 
 
柑橘類の接木
 
 
 上の写真の部分で、デコポンや青島温州ミカンが沢山生っていますが、高い位置に生っているので、収穫するのに脚立か高枝切りばさみが要りそうです。
 
柑橘類の接木
 
 
 祖々父が接ぎ木をして、最盛期には、今までに見た事の無いような大木だった柑橘から、枝を切って穂木を採り、一昨年の春に、宮川温州ミカンの木の枝に、接ぎ木したヶ所の枝にも花が咲いています。
 
 なお、接ぎ木したスルガエレガントの枝が、大きく生長して沢山花を咲かせている、東隣の「元ネーブルの木」に、同じ穂木を接ぎ木したヶ所の枝にも、少しだけですが花が咲いています。
 
 夏ミカンより実が一回り大きい為か?、咲いている花が、他の柑橘類の花より一回り大きいです。
 
柑橘類の接木
 
 
柑橘類の接木
 
 
 上の写真の「祖々父が接ぎ木した木から穂木を採って接ぎ木」をした部分です。
 
 全体で15個ほど実が生っています。
 
柑橘類の接木
 
 
 上記の穂木を採った、祖々父が接ぎ木をして、最盛期には今までに見た事の無いような大木だった柑橘にも、花が沢山咲いています。
 
 
柑橘類の接木
 
 
 上の写真の、祖々父が接ぎ木をして、最盛期には今までに見た事の無いような大木だった柑橘で、全体で実が70個ぐらい生っていますが、食べ時が11月下旬から12月の中旬頃で、食べ時が温州ミカンと重なるので食べる事は無いと思います。
 
 食べ時が半年早い「甘夏ミカン」のような実ですが、外皮が柔らかくて皮を剥き易く、「甘夏ミカン」に比べて少し甘みが有ります。
 
 実の重みで枝が垂れてきてい、夏ミカンより実が一回り大きいので、沢山生っている実の重みで枝が折れるかも知れません。
 
柑橘類の接木
 
 
 大きな夏ミカンの木の幹の、高さ2メートル程の位置に、一昨年の春に、「高接ぎ」をして生長した「甘夏ミカン」の枝にも花が咲いています。
 
 大きな夏ミカンの木の幹の、根元に近い位置から伸びた枝に、一昨年の春に、接ぎ木した「甘夏ミカン」や、「スルガエレガント」の枝には全く蕾が着きませんでした。
 
 上記の違いから、この夏ミカンの木の上方に、沢山花が咲いている枝葉からの、翌春の芽を、花芽に分化させる植物ホルモンの影響で、昨年の夏頃には、芽が花芽に分化していたのでは。
 
柑橘類の接木
 
 
 実が1個生っていますので、来年は実が数個生るかも知れません。
 
柑橘類の接木
 
 
 高さ2メートル程の位置に、一昨年の春に、「高接ぎ」をして生長した「甘夏ミカン」の枝には花が咲いていますが、根元に近い位置から伸びた枝に、一昨年の春に、接ぎ木した「甘夏ミカン」や、「スルガエレガント」の枝には全く蕾が着きません。
 
 
柑橘類の接木
 
 
 上記の大きな夏ミカンの木には、手前の側に、「ネーブル」の花が沢山咲いてい、奥の方には、「夏ミカン」の花が沢山咲いていますので、高さ2メートル程の位置に、一昨年の春に、「高接ぎ」をして生長した「甘夏ミカン」の枝に、上方の枝葉からの、翌春の芽を、花芽に分化させる植物ホルモンが影響したのでは。
 
 
柑橘類の接木
 
 
 「甘夏ミカン」は、2015年の春に買って来て植えた苗が、順調に成長して、大きく生長した木全体に、花が沢山咲いていますので、この木だけで、仏前に供える、春から初夏にかけてのミカンを確保できそうです。
 
 
柑橘類の接木
 
 
 上の写真の「甘夏ミカン」で、全体で実が40個ぐらい生っていますので、春から初夏にかけて仏前に供えるミカンを確保できそうです。
 
 今までは、無人販売で「甘夏ミカン」を買って来て仏前に供えていましたが、甘味が無い上に多少酸味が残っていて食べ難いので、ほとんど食べずに捨てていましたので、自家栽培のミカンなので捨てても何の「勿体無さ」も感じません。
 
柑橘類の接木
 
 
 一昨年の春に接ぎ木をした、下の写真の木も成長が良く、「ポンカン」の花が沢山咲いています。
 
 
柑橘類の接木
 
 
 上の写真の「ポンカン」を接ぎ木した部分で、実が沢山生っていますが、高い位置に生っているので、収穫するのに脚立か高枝切りばさみが要りそうです。
 
柑橘類の接木
 
 
 昨年の春に接ぎ木をした、「イヨカン」の枝に花が沢山咲いています。
 
 昨年の春に接ぎ木をした、「イヨカン」と「デコポン」の枝に、沢山花が咲いているヶ所が何ヶ所か有りますので、「イヨカン」と「デコポン」は、接ぎ木をしてから、花が咲くまでの年数が短いようです。
 
 立枝の頂点に接ぎ木したヶ所に、「接ぎ木してから、わずか一年」で花が咲いたヶ所が多いです。
 
柑橘類の接木
 
 
 上記の接ぎ木をした部分に、「イヨカン」が6個生っていますので、来年は更に沢山の実が生るかも知れません。
 
 立枝の頂点に接ぎ木したケ所に、「接ぎ木してから、わずか一年」で花が咲いて実が生ったケ所が多いです。
 
 
柑橘類の接木
 
 
 温州ミカンのヒョロヒョロした細い枝に、昨年の春に接ぎ木をした「デコポン」の枝に、実が4個生っていますので、「デコポン」は接ぎ木をしてから実が生るように成るのが早いようです。
 
柑橘類の接木
 
 
 一昨年の春昨年の春に接ぎ木をした、「甘夏ミカン」の枝に蕾が15ぐらい着いています。
 
 高い位置に接ぎ木をした枝が、更に上へ、上へと伸びて、周りに風を遮るものが無く、冬に吹く季節風の強い西風で、未だ細い枝が大きく揺れ動いて、多くの葉が落ちてしまって、冬の間、枝だけになっていた為に、枝が消耗していて、「甘夏ミカン」の木に良く見られる、今年伸びた枝の先に蕾が一つ着く事すら少ないのでは。
 
 
柑橘類の接木
 
 
柑橘類の接木
 
 
 「甘夏ミカン」の実が2個生ってい、枝葉が大きく生長したので、来年は実が沢山生るかも知れません。
 
柑橘類の接木
 
 
 庭の多くの柑橘類の木に、沢山花が咲いていますので、今年は、さまざまな種類の柑橘類の実が大量に生りそうです。
 
 写真の右側の方が、買って来た苗を植えてから、20年位?経過している「宮川早生温州ミカン」で、写真の左端の方が、一昨年の春に接ぎ木をして、枝葉が大きく生長した「スルガエレガント」で、二本の木の間の木が、買って来た苗を植えてから、10年位?経過している「青島温州ミカン」です。
 
 
柑橘類の接木
 
 
 上の写真の右端の買って来た苗から育てた「宮川早生温州ミカン」で、この木だけで実が500個ぐらい生っていそうです。
 
 接ぎ木をして増やした「宮川早生温州ミカン」が、庭のあちらこちらで沢山生っていますので、今年もメジロに存分にミカンを提供できそうです。
 
 木の南側の面の写真です。
 
柑橘類の接木
 
 
 木の東側の面の写真です。
 
柑橘類の接木
 
 
 二つ上の写真の中央の買って来た苗から育てた「青島温州ミカン」で、木全体に満遍なく実が生ってい、300個ぐらい生っていそうです。
 
柑橘類の接木
 
 
 
 
 
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