平成15年(1997年)9月19日に、ビジネスチャンスの勧誘を騙った郵便が、北陸地方を住所とする個人名の手紙として送られてきました。 その郵便封筒には、たった一枚の手紙が入っているだけで、その文書は、一般的なワープロ用紙に、文字を縦倍角でしか拡大して印刷できないワープロ、あるいは、パソコンプリンターで印刷した文書で、誰もダイレクトメールだとは思わないような稚拙な文書でした。 それを見て、当時としても、相当に旧式なワープロ、あるいは、パソコンプリンターで印刷した文書だと思いました。 その余りの稚拙さに、二年ほど前から、パソコン通信やインターネットで、私に付きまとい、執拗に嫌がらせをしている「荒らし屋」が出した手紙だと、手紙を見た瞬間に気付きました。 その北陸地方の住所から、ある企業の名が思い浮かび、「荒らし屋」の正体について九分九厘見当がつきました。 その企業は、北陸地方に大規模な工場を持ち、自社商品の電気器具や電気蚊取り器を製造していた「北陸工業」という企業で、私は、過去に、その企業に、私が発明した「ひび割れガラス球照明技術」を売り込む手紙を出していました。 私は、過去に、さまざま企業に、私が発明した「ひび割れガラス球照明技術」を売り込む手紙を出していましたが、北陸地方では、手紙を出したのは「北陸工業」だけでした。 市販されている電気蚊取り器で、「北陸工業」の製品は見たことが無く、過去に、発明を売り込む企業を探す為に図書館で閲覧した、「企業年鑑」の非上場企業版に、「北陸工業」の事業比率として、「電気蚊取り器:5パーセント」と記載されていましたので、大手の家庭用殺虫剤メーカーの下請けとして、電気蚊取り器を製造しているのではと思いました。 過去に、発明を売り込む企業を探す為に、図書館で「全国工場総覧」や「企業年鑑」を閲覧し、全国の工場を調べましたが、電気蚊取り器を製造している企業は「北陸工業」だけでした。 電気蚊取り器は、ごく低単価の商品ですので、中国製かと思っていましたので、国内に電気蚊取り器を製造している企業が存在することが意外で、印象に残っていました。 過去に、電気蚊取り器を商品としている、大手の家庭用殺虫剤メーカーの太陽製薬に、発明を売り込んだ際に、太陽製薬から、「有料でも、高価でもよいから試作品を是非送って下さい」との手紙がきましたので、太陽製薬に無料で試作品を送りました。 その後、相当な日にちを経て、太陽製薬から、さまざまな技術的な理由で商品化できないとの手紙を頂きました。 挙げられていた理由は、 電気蚊取り器には、「電気用品取締法」で、「何十センチの高さから落下させても壊れない」、「何十キログラム(成人の体重?)の荷重を加えても壊れない」などの安全基準が定められている。 「電気用品取締法」で、「電気蚊取り器を定められた高温にして検査する」ので、熱で、「ひび割れガラス球」が割れる心配がある。 電気蚊取り器は乱暴に扱われることがあるので、「ひび割れガラス球」が割れる心配がある。 などで、 家庭用殺虫剤メーカーが、「電気用品取締法」を持ち出すとは思えませんので、私の発明を、電気蚊取り器の製造を委託していた下請け企業に検討させたもので、その下請けこそ「北陸工業」だと思いました。 そこで、「北陸工業」をインターネットで、時間をかけて、さまざまな方面から探してみましたが、「北陸工業」は見付かりませんでした。 インターネットで、時間をかけて探している中で、「北陸工業」と事業内容や規模、所在地がよく似た「ホクテック」という企業を見つけましたが、「北陸工業」が社名変更したものかは判断できませんでした。 「荒らし屋」は「北陸工業」の社員で、「北陸工業」は、大手の家庭用殺虫剤メーカーの太陽製薬の下請けに間違いないと確信したので、太陽製薬の社長に手紙を出すことにしました。 平成15年(1998年)の夏頃に、太陽製薬の社長宛てに、「荒らし屋」の不法行為を詳細に記載した文書と、「荒らし屋」からの手紙のコピーと、「荒らし屋」直筆の封筒のコピーと、私からの苦情の手紙を送りました。 太陽製薬の社長宛てに手紙を送った翌々日(2日後)の午後一時少し前に、さっそく「荒らし屋」から無言の電話があり、手紙が「荒らし屋」の勤務先に届いたことを確認しました。 太陽製薬の社長宛てに送った手紙が、「北陸工業」に転送され、会社の幹部に、その手紙を昼休みに見せられた「荒らし屋」は、突然のことに驚き、興奮して、直ちに、私に無言の電話をかけてきたものと思い、間違いなく「荒らし屋」は「北陸工業」の社員だと確信しました。 その数日後、太陽製薬の消費者相談室から、「西山様の発明を外部企業に検討させた事は有りません。北陸工業とは取引していません」と、知らぬ存ぜぬを決め込む手紙がきました。 発明を売り込んだ人間に無断で社外の企業、それも「北陸工業」のような無責任な企業に、その技術的な検討をさせ、その結果、発明を売り込んだ人間が前代未聞の被害を被り続けているのに、知らぬ存ぜぬを決め込むとは、環境衛生関連の商品を扱う企業イメージとは裏腹だと思いました。 その後、「北陸工業」は「ホクテック」に社名変更していて、「荒らし屋」は「ホクテック」の社員ではと思うようになりました。 「荒らし屋」からの妨害メールが際限なく送られてくるので、平成11年(1999年)10月30日に、「ホクテック」のホームページにある総務部長と総務係長共通のメールアドレスに、抗議のメールを送りました。 そのメールには警告の意味で、「『ホクテック』と『ホクテック』の社長や管理職を法廷に引きずり出すぞ」の文言を入れました。 その後も、「荒らし屋」から大量の妨害メールが送られてくるので、再度、「ホクテック」のメールアドレスに抗議のメールを送りました。 すると、平成11年(1999年)11月9日の午後1時過ぎに、「荒らし屋」が勤務している「ホクテック」の社名入りの封筒で、速達郵便が送られてきました。 封筒を見ると、神奈川県の横浜市からになってい、差出人は総務部長「笹村達志」となってい、総務部長名の文書には、ご丁寧にも総務部長「笹村」の判子まで押してありました。 それを見て、総務部長の氏名の「笹村達志」の、「笹村」は、私が住んでいる「笹村町」の「笹村」で、「達志」は、「志を達する」から捩ったデタラメな氏名だと思いました。 企業も含めて一般社会で用いる文書では、文章(文字列)の先頭に一文字分の空白(スペース)を入れて書くのが常識となっていますが、送られてきた手紙では、全ての文字列の先頭に空白が無く、これはパソコン通信の書き方であり、パソコン通信に慣れた人間の書いた文書だと思いました。 詳細な理由は省きますが、その手紙を見て、直ぐに「荒らし屋」からの手紙だと分かりました。 その手紙には、これまでに、「荒らし屋」が、私に送ってきた手紙や膨大な量のメールの文面の特徴が、そこらじゅうに表れてい、100パーセント「荒らし屋」が書いた手紙だと思いした。 その手紙には、「文書並びにメールにより再三に亘り当社へご送付されておりますが、・・・」との記載も有った事から、私が、総務部長と総務係長共通のメールアドレスに送ったメールを、「荒らし屋」が読んでいることが分かり、それまでのさまざまな事と合わせて、「荒らし屋」は「ホクテック」のウェブマスターをしていると確信しました。 そこで、「JPNIC Whois Gateway」を使って、「ホクテック」のホームページに有るメールアドレスのドメイン名から、サーバに関する情報を検索してみました。 その結果、そのサーバが北陸に在ること、「ホクテック」の登録担当者の氏名が「渡辺太郎」で、肩書は取締役、技術連絡担当者の氏名が「長谷部昭二」で、肩書は技師ということが分かり、「荒らし屋」の氏名は「長谷部昭二」ではと思いました。 その後、「ホクテック」の封筒を使って、「ホクテック」の総務部長を騙って送ってきた速達をコピーして、「ホクテック」の社長や総務部長、総務係長、それぞれに郵便で送りましたが、何の回答も無く、その沈黙から、「荒らし屋」が「ホクテック」の社員であることを200パーセント確信しました。 |