母の衣類を手直しするミシン
 
 
 
ミシン
 
 パワー不足で、布地を何重にも重ねて縫うと、ミシンが止まってしまうという欠点がありますが、足踏みミシンに比べればコンパクトで収納場所を取らないとともに、フリーアームにより筒縫いができますので、母のパンツ(ズボン)の裾上げをしたり、母の上着の袖を「袖上げ?」するのに重宝しています。
 
 女性用の上着のMサイズを買うと、多くの上着が、母には袖が長過ぎて「袖上げ?」をしなければ成りませ。
 
 上着の「袖上げ?」に失敗して、長袖が「半袖」のように成ってしまう事もありますが、同じ上着を数着購入する場合が多いので、二着目からは、適切な袖の長さに「袖上げ?」できます。
 
 母のパンツ(ズボン)も、女性用のMサイズを買うと、多くのパンツ(ズボン)が、母には裾が長過ぎて「裾上げ」をしなければ成りませ。
 
 既に、履き切れないほど沢山のパンツ(ズボン)をネット通販で購入し、「裾上げ」をしなければ履けないパンツ(ズボン)が、未だ、送られて来た段ボール箱に入ったまま、沢山放置されていますが、母の世話に忙しいとともに、既に履けるパンツ(ズボン)が大量に余っていますので、なかなか「裾上げ」できません。
 
 子供サイズの「150」の上着であれば、大体、手直ししないでも着れますので、母の為に、子供サイズの「150」の上着を、ネット通販で山のように購入しましたので、着切れずに、上着が大量に余っています。
 
 母が通学する訳ではありませんが、子供サイズの「150」の「スクールシャツ」や「スクールカーデガン」も、ネット通販で沢山購入しましたが、色が「濃紺」しかないのが欠点です。
 
 原色の緑色や黄色、オレンジ色、ピンク色などの色鮮やかなシャツを、ネット通販で沢山購入しましたが、「こんなの着たら、それこそ、気が違ったと思われる」と言って、着るのを嫌がりますので、原色の色鮮やかなシャツが山のように放置されています。
 
 パンツ(ズボン)も、子供サイズの「150」であれば、大体、手直ししないでも履けますが、現代の子供の足が長いのか、子供サイズの「150」でも長過ぎて、裾上げをしなければ履けないパンツ(ズボン)も有ります。
 
 同じ衣類を、ネット通販で、4、5着、多いときには10着ぐらい一度に購入しますので、端から見ると、「着た切り雀」のように見えますが、実際は、相当な「衣装持ち」です。
 
 伸縮性の無い生地やウエストだと、サイズが合わなくても手直しのしようが無く、そのまま、お蔵入りになってしまいますので、生地やウエストに伸縮性の無い衣類は、できるだけ購入しないようにしています。
 
 
 私が、「その辺を歩いてくるか」と言って母を散歩に誘ったら、母が、自分が着ている色鮮やかな緑色のTシャツを、まじまじと見て、「バーカ、御婆さが、こんなの着て外へ出れると思うか」と言ったので、真っ黒いTシャツを母に渡したら、「何か(葬式などの法事)あって、どっかに行くみたいだなあ」と言ったので、それからは、散歩の予定のあるときは、暗い茶色や、暗い灰色の地味なTシャツ専門にしました。
 
 
 
 
急性硬膜下血腫という大怪我を乗り越えた私の母