先日、自転車で無駄走りをした際に、高画質で撮った観光案内板を見たら、渥美半島の、赤羽根町の「太平洋ロングビーチ」の北側のサイクリングロードの東端から、更に東方に向かって、国道と重複したサイクリングロードが延びている事が分かったので、そのサイクリングロードを無駄走りしてみる事にしました。 赤羽根漁港の東に在る海浜公園の駐車場まで、20インチの「折りたたみ式の自転車」を積んで行って、先ずは、「太平洋ロングビーチ」を目指して、サイクリングロードを東進します。 |
先日は気付きませんでしたが、「太平洋ロングビーチ」の東端に在る「一色ノ磯」の海に浮ぶ岩山は、見る方向によっては、上部が二つに割れているように見えることが分かりました。 |
「一色ノ磯」の近くの海に、サーフィンを楽しむサーファーの姿が有ります。 |
サイクリングロードが海から離れて、北方に向かって延びてい、坂道を上って北上して行ったら、渥美半島の太平洋側を東西に延びる国道の歩道に出ました。 この国道の歩道を東進しても、たまに、車で、渥美半島を一周したり、伊良湖岬への往復の際に、常に通る国道であり、見慣れた風景しか望めませんので、国道の歩道を東進するのは止めました。 |
国道を離れて、北上して、観光案内板で見た「文化の森」の入り口まで行ってみましたが、興味が湧かなかったので、そこから坂道を上って、展望台が有る「四季の森」に行ってみようとしましたが、シーズンオフの為か施設に向かう脇道の、上り坂の入り口が通行止めになってい、「立ち入り禁止」と表示されていました。 上り坂の途中で東方を見たら、農業用のビニールハウスや、ガラスハウスが沢山並ぶ風景が望めました。 夜間に、農業用ハウス内に、電気で照明をして、人工的に昼間(日照時間)を長くして、菊の花の咲く時期を調節する「電照菊」や、メロン、イチゴなどを栽培しているのだろうか。 夜間に国道を車で通ると、「電照菊栽培」の農業用ハウス内が照明で明るくなっています。 |
国道の歩道を走っても、見慣れた風景しか望めませんので、赤羽根漁港の東に在る海浜公園の駐車場に戻り、今度は、伊良湖港の東に在る緑地公園の駐車場に車を置いて、渥美半島の西岸の堤防道路を北上してみようと、自転車で北に向かいました。 |
渥美半島の西岸の、堤防道路のガードレールの西側の道路(護岸の上)?は、車が入れないようになっていて安全なので、その道路を北進して、北端まで行って、沖の海に浮ぶ「篠島」や「日間賀島」、「佐久島」を望もうとしましたが、護岸で砕けた波の飛沫が、季節風の強い西風で陸に飛ばされて、海水で道路が濡れている所が有り、進むと自転車に海水の飛沫がかかるので、堤防道路を進むのは止めました。 |
沖の海に浮ぶ「篠島」です。 |
比較的近い所に、初立ダム(初立池)が在るので行ってみる事にしました。 車では、何度か、ダムの岸に沿って通った事が有りますが、自転車でゆっくりダムを見てみます。 初立ダムに向かう途上、菜の花畑の横の農道を走ったら、道の脇の防風林の雑木に混じって、「グミ」の木が沢山生えていて、いずれの「グミ」の木も沢山実を付けていました。 今日は、真冬の1月24日ですが、その内の一本の「グミ」の木だけ、なぜか、樹全体に沢山成っている「グミ」が赤く色付き始めていました。 沢山生えている「グミ」の木の「グミ」は、いずれも、まだ色付いていませんが、特に樹高が高く、4、5メートル程あり、古木だからだろうか、あるいは、栄養状態が良いからだろうか、はたまた、樹勢が強いからだろうか。 |
赤く色付き始めた「グミ」のアップです。 私が住む地域の海岸地帯でも、同じ「グミ」が自生していますが、「グミ」が赤く熟す前に小鳥が食べて、赤く熟した「グミ」を見たことが無く、旨いのか不味いのか分かりません。 私が住む地域の海岸地帯の、同じ「グミ」が赤く色付くのは、早春から春にかけてでは? |
堤体が土盛りの初立ダム(初立池)は、耐震補強工事中でした。 ダムの堤体の外側は土盛りです。 |
ダムの堤体の内側には、大きな石を一面に敷き詰める工事が行なわれています。 |
初立池公園の案内図です。 |
案内板に、一周2,400メートルと彫られていますので、自転車で10周、15周すれば散歩代わりに成りそうですが、ダム全体で耐震補強工事が行なわれていて、東端で通行止めになってい、ダムを1周する事は出来ませんでした。 |
夏に、公園を、水面を望みながら散歩したり、自転車で走ったりしたら、周りに、緑やセミの鳴き声が満ち溢れていて楽しそうです。 |
ダム(貯水池)の底を掘り下げてい、貯水出来る容積を増やして、ダムの水位を下げて、ダムの堤体にかかる水圧を小さくするのだろうか。 |
スウェーデンの自動車メーカーの、公道は走行できない、現場専用の大型ダンプが稼動しています。 荷台の側面に「A35D」の文字が有り、35トン積みだろうか。 |
下り坂の道路の脇に、太い鉄管がダムから麓に向かって設けられてい、このダムは、上流の川からダムに流れ込んだ水を貯水する為のダムではなく、豊川用水で送られて来た水をポンプアップして、ダムに貯水したり、逆に、貯水した水を、豊川用水や、周辺の農業地帯に水を送り出したりする為のダムでは。 ダムの周りに、太い鉄管が何本も延びてい、一般的なダムではなく、巨大な貯水池だと思います。 ダム自体が山の上に在り、ダムの周りには、大きな川は見当たりませんので、周りの山の斜面に降った雨水が流れ込むだけで、貯水の多くは豊川用水で送られて来た水では。 渥美半島には大きな川が無く、半島に豊川用水が通じるまで、常に、水に不自由したようで、「芦ヶ池」や「万場調整池」のような大きな農業用溜池を始め、沢山の溜池がいたる所に在ります。 |
初立池公園の何ヶ所かに、棚田のような構造の花壇?が在り、冬の今は、葉を刈り取られていて、良く分かりませんが、「花ショウブ」や「アヤメ」が育てられているようです。 |
ダムの北方の山の斜面の森の木々が白くなってい、その上空を「鵜」が飛んでいますので、「鵜」の営巣地になっていて、「鵜」の糞で木々が白くなっているのだろうか。 |
畑の広がる真ん中に風力発電施設が建っています。 |
田原市の、あちらこちらに、「菜の花祭り」の「のぼり旗」が立ってい、いたる所に菜の花畑が在り、田原市の全域で、「菜の花」を観光に生かしているようです。 |
松尾芭蕉の句碑(石碑)が立っていましたが、達筆で句を読めませんでした。 |
車を置いた駐車場まで戻って来て、走行距離は25,0キロメートルでした。 |