自分で組み立てたINAXのユニット式トイレルーム
 
 
 
 
自分で組み立てた、母専用のINAXのユニット式トイレルーム
 
INAXのユニット式トイレルームの写真
 
 ユニット式トイレルームの資材一式には、施工業者向けの簡単な、大きな紙一枚の組み立て(施工)説明書しか付属していませんでしたので、組み立て手順が図入りで、順序立てて記載されていても、なにぶん、素人なので良く分からず、途中まで組み立ててから、部品を取り付ける向きが違っていることに気付いて、もう一度、部品を外したりと、かなり手こずりましたが、壁板や天井板などの繋ぎ目の部分へのシーリング材の充填も含めて、三日程で完成しました。
 
 更に、ユニット式トイレルームを安定させる為に、トイレルームと部屋の上部構造材との間に、ホームセンターで調達した垂木を支持材として、縦横に取り付けるのに二日ほど要しましたが、入念に支持材を取り付けたので、トイレルームは微動だにしなくなり、大きな地震が起きても、トイレルームが壊れる前に家が壊れるのではと思います。
 
 過去に、ホームセンターで買った組み立て式の家具を、何度か組み立てた事はありましたが、これほど大きな物を組み立てたのは初めてでした。
 
 ユニット式トイレルーム一式の資材として付いていたINAX製の便器は、上下水道の配管工事をして頂いた水道工事会社が、本来は、便器の取り付けは別料金のところを、サービスで取り付けて下さいました。
 
 温水洗浄便座はインターネット通販で、消費電力の少ないINAX製の温水洗浄便座を購入して、自分で、便器に付いていた便座の部分を取り外して、温水洗浄便座を取り付けました。
 
 ホームセンターで調達した木製の丸棒(直径30mm×1800mm)を使って、母の為に「手すり」も設けました。
 
 なお、それ以前に、インターネット通販で、「取り付け工事不要、トイレ内に置くだけ」というキャッチフレーズの「鉄パイプ製の手すり」を、これは簡便だと思い、購入しましたが、届いた商品を組み立てて、いざ、トイレ内に置こうとしたら、「鉄パイプ製の手すり」が大き過ぎて、水平のままでは、入り口(ドアの部分)から入らず、斜めに傾けたら、やっと入りましたが、壁につかえて水平にはできませんでした。
 
 結局、「鉄パイプ製の手すり」を途中まで組み立ててトイレ内に入れて、トイレ内で完全な形に組み立てるしか方法がなく、これでは、トイレの床を掃除する際に、「鉄パイプ製の手すり」を分解してトイレの外に出したり、再度、トイレ内で「鉄パイプ製の手すり」を組み立てたりしなければならず、面倒なこと、この上ないとともに、ただ置くだけの「手すり」では、体重の掛け方によっては「手すり」が床を滑ったり、「こけたり」するのではとの不安があり、一度も使うことなく、分解した部品の状態で物置に保管してあります。
 
 ワンタッチで分解、組み立てできる構造の製品であれば、まだしも、ネジとナットで締め付けて組み立てる製品では、分解、組み立てを繰り返すのには不向きです。
 
 インターネット通販で購入した商品には、上記の「鉄パイプ製の手すり」や「電動式のルームウォーカー」など、邪魔になるだけで、購入してから一度も使っていない物が幾つか有り、インターネット通販で商品を購入する際には、より慎重に検討するようにしています。
 
 なお、小柄な母が、便器の背後の水タンク(ロータンク)の上部の「手洗い部分(ロータンクフタ)」で手を洗う際に、腕などが触れて、プラスチック製の「手洗い部分(ロータンクフタ)」が、ずれる事があるので、ガムテープ(赤)を貼って固定してあります。
 
 
 
 
 
 
母の為に、トイレ内に「手すり」も設けました
 
トイレルーム内の手すりの写真
 
 自分で組み立てた、母専用のINAXのユニット式トイレルーム内には、ホームセンターで調達した木製の丸棒(直径30mm×1800mm)を使って、母の為に「手すり」も設けました。
 
 見栄えを気にしない雑な作業の為に、「木部、床用ニス」や「シーリング材(シリコーン)」が余分な所に付着していたり、「シーリング材(シリコーン)」が、はみ出しています。
 
 
 
 
 
 
照明としてセンサーライトを設けました
 
トイレルーム内のセンサーライトの写真
 
 自分で組み立てた、母専用のINAXのユニット式トイレルーム内には、資材一式に付属していた照明器具の代わりに、母の為に「二灯式のセンサーライト」も設けました。
 
 「二灯式のセンサーライト」であれば、一度に電球(フィラメント)が二つとも切れる可能性は、ほぼゼロですので、「二灯式のセンサーライト」を選びました。
 
 なお、上記のセンサーライトには、レフレクター球(100W×2)が付いていましたが、トイレの照明としては明る過ぎるので、ワット数の小さい電球に替えました。
 
 このトイレルームには窓が有りませんでしたが、壁板(カラー鋼板+石膏ボードの二枚重ね)にジグソーで四角い窓を開けて、幾何学模様の凹凸のあるアクリル板を取り付けて、外光がトイレ内に射し込むようにしました。
 
 
 
 
 
 
母の為に、トイレの入り口にも「手すり」を設けました
 
トイレの入り口に「手すり」を設けた写真1
 
 自分で組み立てた、母専用のINAXのユニット式トイレルームの入り口にも、ホームセンターで調達した木製の丸棒(直径30mm×1800mm)を使って、母の為に「手すり」を設けました。
 
 なお、母の為に、どの高さの「手すり」でも持てるように、高さを上段、中段、下段の三段に「手すり」を設けました。
 
 
 
 
 
 
母の為に、トイレの入り口にも「手すり」を設けました
 
トイレの入り口に「手すり」を設けた写真2
 
 自分で組み立てた、母専用のINAXのユニット式トイレルームの入り口にも、ホームセンターで調達した木製の丸棒(直径30mm×1800mm)を使って、母の為に「手すり」を設けました。
 
 なお、母の為に、どの高さの「手すり」でも持てるように、高さを変えて二段に「手すり」を設けました。
 
 こちら側は、開けたトイレのドアの背面になるので、重要性の度合いが低いので、「手すり」を上段、下段の二段にしました。
 
 トイレルームの内外だけでなく、家の勝手口から母の居室までの経路にも、高さを変えて上段、下段の二段に「手すり」を設けたり、段差のある部分には縦方向に「手すり」を設けたりしましたので、「手すり」の材料として、ホームセンターで調達した木製の丸棒(直径30mm×1800mm)を18本使用しました。
 
 近くのスーパーホームセンターの資材館にも、木製の丸棒(直径30mm×1800mm)は多くは在庫していず、10本買ったところで品切れとなり、直ぐには補充されそうもなかったので、少し遠く離れた同じ系列のホームセンターの資材館でも有るだけ購入し、それでも足りずに、少し割高でしたが、別の系列のホームセンターにまで買いに行きました。
 
 もし、ユニット式トイレルームの施工から、ここまでの施工を業者に依頼したら、相当な費用が掛かったのではと思います。
 
 
 
 
 
 
トイレの入り口のドアの部分にも「手すり」を設けました
 
トイレの入り口のドアの部分の手すり  
 
 「手すり」が無い状態。 ドアの汚れは着色ニスによる汚れです。
 
 
 
 
 
 
トイレの入り口のドアの部分の手すり  
 
 「手すり」を倒して固定した状態。
 
 
 
 
 
 
トイレの入り口のドアの部分の手すり  
 
 トイレの外側で、「手すり」を太い釘で支え、釘を支点にして「手すり」が回転する構造です。
 
 
 
 
 
 
トイレの入り口のドアの部分の手すり  
 
 
 
 
 
 トイレの内側で、「手すり」と支柱に直線状に穿けた孔に太い釘を差し込んで固定する構造です。
 
 
 
 
 
 
トイレの入り口のドアの部分の手すり  
 
 「手すり」をトイレの外側に「跳ね上げて」、ビスに引っ掛けて固定した状態。
 
 ドアを自由に開閉できる状態になっています。
 
 
 
 
 
 
 
 トイレのドアの部分には、ドアを開け閉めするために「手すり」を設けてありませんでしたが、母が、トイレ内の「手すり」からトイレ外の「手すり」まで手を伸ばすのに、手すりから片手を外してバランスをとりながら体を移動させなければならず、少し危なっかしく、苦労していました。
 
 トイレ外から、トイレ内に入る場合も同様でした。
 
 そこで、可動式の「手すり」をトイレのドアの部分に設け、ドアを開け閉めする事も出来るともに、「手すり」が有る状態にする事も出来るようにしました。
 
 母が、常に「手すり」に触れた状態で体を移動でき、体の移動が安全に出来るようになりました。
 
 介護施設のトイレには、既に有るのだろうか?
 
 
 
 
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