電撃殺虫ラケットの修理
 
 ネット通販で、まとめ買いしてあった電撃殺虫ラケットが1本壊れ、また一本壊れで、使用できるのが最後の一本になったので、壊れた電撃殺虫ラケットを修理してみました。
 
 過去に、電撃殺虫ラケットを修理してみたとのページを見て、使われているスイッチが小電流用で、流れる電流に比べて能力不足でスイッチが壊れ易いようです。
 
 電撃殺虫ラケットのプラスチック製の柄の片面を外してみました。
 
 トランジスターで、単三乾電池二本の直流3ボルトを高周波の交流に変えて、昇圧用のトランスで2000ボルト程度?に昇圧して、ダイオードで直流にしてコンデンサーに蓄電する構造のようです。
 
電撃殺虫ラケット"
 
 
 右側が使われていたスイッチです。
 
 左側が交換したスイッチで、ボタンを押す度に「ON-OFF」を繰り返すスイッチと間違えて過去に買った、ボタンを押した時だけ「ON」になる使い道のなかったスイッチです。
 
 ニッパは大きさの対比用です。
 
電撃殺虫ラケット"
 
 
 スイッチを取り換えて、スイッチを押してみたら、動作している事を示す赤色のLEDが点灯し、ラケットに耳を近づけると、未だ使える電撃殺虫ラケットと同様に、昇圧用のトランスが振動しているのか高周波音が聴こえますので、新品同様?に使えるようになりました。
 
 後は、スイッチの周りにホットメルト接着剤を垂らして、スイッチを固定して、プラスチック製の柄の片面をはめ直して修理完了です。
 
電撃殺虫ラケット"
 
 
 左端が最近使い始めた新品?の電撃殺虫ラケットで、その右側の三本が修理した電撃殺虫ラケットで、スイッチを取り換えたら全部直りました。
 
 新しいスイッチの許容電流は0.5アンペアで、元のスイッチの許容電流は数十ミリアンペア?ですので、飛躍的に長持ちするのではと思います。
 
 なお、右端の最初に修理した電撃殺虫ラケットは、シールに隠れていたネジに気付かずに、ネジが1本残っているままで、プラスチック製の柄の片面を無理矢理に外した為に、プラスチック製の柄が割れたので、割り箸の切れ端を接着して補強してあります。
 
 このような安価な商品に、ネジを外して分解した事が分かるように、ネジの上にシールが貼ってあるとは思いませんでした。
 
電撃殺虫ラケット"
 
 
 最初の一本が壊れた時に、電撃殺虫ラケットを分解して、内部の構造を見てから捨てた記憶が有りますので、ネット通販で、5本まとめ買いしたのだと思いますが、スイッチを取り換えるだけで未だ使えたのに、もったいない事をしました。
 
 なお、安売りスーパーで電撃殺虫ラケットを、500円位?で売っているのを見た事が有りますので、手間暇や部品代を掛けて直すより、新品を買った方が賢明かも知れません。
 
 修理に要した時間は、1本当たり10分弱位でした。
 
 使用頻度にもよりますが、新品1本で1シーズンか、2シーズンぐらい使えると思いますので、新品を買った方が賢明かも知れません。
 
 台所で小さな蛾が飛んでいる時に、電撃殺虫ラケットで簡単に退治できるので、我が家では電撃殺虫ラケットは必需品です。
 
 小さな蛾が鍋の中に落ちたら、料理を全部捨てなければならなくなるので、我が家では電撃殺虫ラケットは必需品です。
 
 PLLシンセサイザーラジオCD/SDの操作ボタンの反応が悪くなって、分解して修理した際に、それぞれの操作ボタンの下に使われていたスイッチ、と同じようなスイッチが、電撃殺虫ラケットのスイッチに使われていましたので、スイッチの許容電流を超えた電流が流れて壊れ易いのでは。
 
PLLシンセサイザーラジオCD/SD"
 
 
 
 
 
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