微々たる太陽光発電の利用ですが、私は、元キウイフルーツの棚の上に、ソーラーパネル6枚、総出力150Wを設置して、その電力でエアーポンプを稼動させ、メダカとミナミヌマエビを飼育している11の水槽や、庭の一坪ほどのコンクリート製の池に空気を供給する事に利用しています。 なお、ソーラーパネルの角度が、まちまちですが、雑な訳ではなく、太陽の高い夏、太陽の低い冬、朝夕と、さまざまな季節、時刻に、必要な発電量を得られるようにしているのであり、写真には写っていない10Wのソーラーパネルは東に向けてあります。 |
メダカやエビなどを飼育している水槽や池に、空気を送るために、9台のエアーポンプを使っています。 |
吐出口が二つのエアーポンプ2台を商業電源で24時間稼動させ、残りの7台のエアーポンプを太陽電池で稼動させ、メダカが寝ている?夜間は少量の空気を供給し、メダカやエビが活動する昼間は、太陽電池で沢山空気を供給しています。 DC18Vの太陽電池の出力電圧を、DC-DCコンバーターでDC12Vに変換し、それを車載用インバーターでAC100Vに変換して、普通のエアーポンプを駆動しています。 |
写真は、予備の車載用インバーターです。 |
使用している2台のインバーターは、スチール製の工具箱に格納して、インバーターの放熱用のスリットから、内部に埃が入って、AC100Vを扱っているインバーターが発火しないように、埃をシャットアウトし、更に、埃以外の何らかの原因で発火しても、火災に至らないようにしています。 |
インバーターの出力のAC100Vには、パイロットランプが付いたスイッチ付きタップを入れて、充分な電力が供給されているか、パイロットランプの点灯状態で確認出来るようにしてあります。 パイロットランプが点灯し続けていれば、エアーポンプが連続して稼動していることが確認出来、電力不足で、パイロットランプが点滅状態では、パイロットランプが点灯している間だけエアーポンプが稼動しています。 3月中旬では、快晴であれば、午前7頃から午後5時頃までの10時間ほど、エアーポンプが連続して稼動し続け、その前後の30分ほどは、電力不足のため、0.5秒から1秒間隔程度で断続的に稼動し、太陽電池を電源にしているエアーポンプは、一日11時間ほど稼動します。 これから、更に日が長くなりますので、メダカやエビの繁殖シーズンには、太陽電池を電源にしているエアーポンプの稼働時間が、更に長くなると思います。 太陽電池で駆動しているエアーポンプ7台の総消費電力は11W程度で、元「キウイフルーツの棚」の上に設置してある太陽電池6枚の総出力150Wの1割にも満たず、相当な余裕があり、日中であれば、雲が厚くて空が暗くない限り、曇り空でもエアーポンプが連続して稼動し続けます。 発電した電気が余っているので、扇風機に使ってい、30センチ羽根の扇風機を、夏の快晴の青空の午前11時から午後1時半頃まで「強」で回せ、普通に晴れていれば、午前9時半頃から午後4時頃まで「中」で回せ、曇り空でも空が明るければ「弱」で回せ、朝晩の「弱」でも回せない時には、消費電力の少ない小型の卓上扇風機を回します。 電気代が「ただ」だと、気分的に多少涼しく感じます。 |
吐出口が二つのエアーポンプには空気量を調節するツマミが有り、「ワットモニター」で測ったら、空気量に消費電力が比例するので、商業電源で24時間稼動させている2台のエアーポンプは、空気量を絞って、消費電力を少なくし、太陽電池で駆動している7台のエアーポンプは、空気量を最大にしていますが、太陽電池で駆動しているエアーポンプ7台の総消費電力は11W程度で、元「キウイフルーツの棚」の上に設置してある太陽電池6枚の総出力150Wの1割にも満たず、相当や余力があります。 |
11の水槽を使ってメダカとミナミヌマエビを飼育しています。 |
冬を越した健康なヒメダカが沢山棲んでいます。 |
6つの水槽には、水槽の底に「底面ろ過器」を入れ、その上に砂利の層を設けて、パイプの中を空気の泡が浮上する時に、周りの水を巻き込み、パイプ内に上向きの水流ができ、それにより、「底面ろ過器」内の水を吸い、砂利の層の上から下に水が少しずつ移動する事により、砂利の層に酸素の多い水を供給し、砂利の層に「ろ過バクテリア」を繁殖させ、「生物ろ過」に因り水を浄化してい、いずれの水槽の水も、無色透明で良く澄んでいます。 残りの5つの水槽は、砂利+エアーレーション(ブクブク)だけですが、砂利の層に「ろ過バクテリア」が繁殖しているのか、いずれの水槽の水も良く澄んでいます。 |
全ての水槽に、「苔取り名人」と言われる「石巻貝」を沢山入れてあり、「石巻貝」は、我が家の西方の汽水湖の湖畔の直ぐ近くの水路に、沢山生息しているのを採取してきました。 |
孵化したばかりの小さいメダカの稚魚が、大きいメダカに食べられないように隔離する容器で、100円ショップの「同じバスケット」を二個用意し、「バスケット」の外側に「ストッキング」を被せ、上部の周りを「結束バンド」で固定し、その「バスケット」に下から、もう一個の「バスケット」を被せて、「結束バンド」で固定し、「ストッキング」が「伝線」しないように補強し、それを水槽の縁に掛けて使用します。 水が「生物ろ過」で浄化され、酸素が沢山溶け込んだ水を利用できるので、メダカの稚魚が快適に成長できると思います。 同じ目的の商品として、「飼育ネット」が市販されていますが、ネットと枠だけで「ヤワ」なので自作しました。 |
「懐かしい」、「田舎みたいだ」と、エビが喜んでいるかは分かりませんが、空気の泡で回す「家付き水車」を入れてあります。 |
数十年前から有る池ですが、水漏れの修理の為に、昨年、セメントのモルタルを塗り直したので、白い色をしています。 水面の部分で横幅が3メートル半(二間弱)ほどあります。 池の左側の部分は水深が深く、右側の部分は水深が浅いです。 園芸店で苗を沢山買うと、園芸用のカゴ?(無料)に苗を入れてくれ、そのカゴ?を池に入れて、その中で、メダカの産卵場所となるホテイアオイを育てます。 池の所々に、砂利を入れた100円ショップのバスケットを沈めて、表面積を増やして、砂利の表面に「ろ過バクテリア」を繁殖させ、池の水を「生物ろ過」しようとしています。 |
池に、全体で12リットル/分の空気を送ってい、雨樋の縦樋のパイプを適当な長さに切って、そのパイプを水中に斜めに設置して、パイプの下端部にエアーストーンを付けて、大量の空気の泡を出すと、空気の泡が浮上してくる時に周りの水を巻き込み、パイプ内に水流ができ、その水流がパイプの先端から先の水面へと流れていき、その水流に逆らってメダカが泳げますので、メダカが喜ぶのでは? |
池にエアーストーンを沈めて、エアーレーション(ブクブク)もやっています。 |
エアーポンプの位置から池までは距離が遠い上に、屋外の部分はホースを地中に埋めて通すので、耐久性を考慮して、エアーコンプレッサー用の使い古しのエアーホースと、細くて使い道の無い水道ホースを、エアーチューブの代用として使用しています。 |
睡蓮を育てている、それぞれの容器に、10匹から25匹ほどのメダカ(野生のクロメダカ)が棲んでいます。 大きなメダカに稚魚が食べられないように、メダカの稚魚を隔離しなくても、睡蓮の葉が繁茂していて隠れられる為か、この容器内で、少しはメダカが繁殖して増えます。 未だ、三月中旬ですが、睡蓮の葉が水面に出てきた睡蓮鉢が有ります。 |