我が家の庭には沢山の柑橘類の木が有り、柑橘類の花が咲く時期には、沢山のクマバチが、柑橘類の花の蜜を吸ったり、花粉を集めたりする為に来ます。 |
我が家の庭の4ヶ所ほどに、オスのクマバチが、それぞれ縄張りをつくり、数メートルの範囲を定位置として、空中でホバーリングをしながら飛行しています。 近くの空中を虫や鳥が通過すると、ホバーリングの状態から、一気に加速して猛スピード?で追い駆けていき、メスのクマバチでないことが分かると、即座に定位置に戻って来て、また空中でホバーリングをしながら飛行し、また近くの空中を虫や鳥が通過すると、また猛スピード?で追い駆けていき、メスのクマバチでないことが分かると、定位置に戻って来てを繰り返しています。 ホバーリングをしているオスのクマバチは、一ヶ所に留まることを知らず、数秒に1回ぐらいの間隔で、頻繁に虫や鳥を追い駆けていき、定位置に戻ってくると同時に、また追い駆けていくことも多く、写真に撮ろうとすると、非常に、せわしなくてイライラします。 オスのクマバチは、ミツバチが近くの空中を通過しても、猛スピード?で追い駆けていきます。 アシナガバチが空中を通過しても追い駆けていきます。 アゲハチョウが空中を通過しても追い駆けていきます。 スズメが空中を通過しても追い駆けていきます。 ムクドリが空中を通過しても追い駆けていきます。 別のクマバチが空中を通過すると、当然、猛スピード?で追い駆けていきます。 クマバチはミツバチの仲間で、巨体?の割には羽が小さく、相当な速さで羽を羽ばたかせて飛行しているようですので、飛行の為のエネルギー消費は相当な量に思え、オスのクマバチは、よくスタミナ切れに成らないものだと思います。 もっとも、上記のホバーリングが見られるのは、日の出の頃から午前10時、10時半頃までですので、一日4、5時間程度です。 空中でホバーリングをしているオスのクマバチには、人間に対する警戒心はほとんど無く、空中でホバーリングをしているオスのクマバチに近づいて、数十センチの距離から見上げていても逃げませんので、「明らかに、クマバチのメスではないと識別できる動物」には無関心のようです。 一見、空中でホバーリングをしているオスのクマバチを、写真に撮るのは簡単そうですが、ホバーリングといっても、数メートルの範囲を、あっちに行ったり、こっちに行ったりと、せわしなく飛び回っている上に、近くの空中を通過する虫や鳥を、猛スピード?で追い駆けていく頻度が非常に高く、高倍率ズームの状態の、視野の狭いフレームの中に入れるのが大変で、イライラしてきます。 一眼レフのデジカメであれば、少しは簡単なのかも知れませんが、ニコンのクールピクスというコンパクトデジカメでは、なかなか難しいです。 いろいろ試した結果、 よく晴れている方が、明るいので、シャッタースピードが速くなり、ピンボケが緩和され、曇っていると、比較的に暗くて、シャッタースピードが遅くなり、ピンボケが酷くなるので、晴れている日の方が良い。 風の強い日には、強い風を避けて、クマバチが周りの樹木や建物より低い位置で、ホバーリングをしていて、背景を空にするのが難しいので、クマバチが比較的高い位置でホバーリングしている、風が弱い日の方が良い。 最大ズームより少しズームの倍率を下げて、視野を広くする。 画質を最高画質にする。 全自動撮影モードにして、ホバーリングしているクマバチとの距離と、同じぐらいの距離、明るさのものに、シャッター半押しでピントを合わせ、シャッター半押しを継続して、焦点距離を固定(フォーカスロック?)したまま、ホバーリングしているクマバチをフレームに入れて、シャッターを全押ししてシャッターを切る。 ホバーリングしているクマバチをフレームに入れて、普通に撮影すると、背景の空にピントが合ってしまい、クマバチは酷いピンボケになりますが、高級な一眼レフデジカメであれば、全自動撮影で、空中を飛んでいる小さな被写体のクマバチを、被写体と認識して、クマバチに焦点を合わせて撮影できるのだろうか? 動いているクマバチに対して、シャッタースピードが最速で「1/1600秒」では遅くて、「被写体ボケ」になっているように思えますので、価格コムでシャッタースピードが速いデジカメで、乾電池(エネループ)を使える機種を調べてみると、「1/16000秒」で十万円強、「1/32000秒」だと十万円台後半と高価で、ホバーリングしているクマバチを撮るだけの為に買うには高いです。 |
上の写真からクマバチの部分を切り取って、元のサイズで表示すると、 |
上の写真からクマバチの部分を切り取って、元のサイズで表示すると、 |
上の写真からクマバチの部分を切り取って、元のサイズで表示すると、 |
上の写真からクマバチの部分を切り取って、元のサイズで表示すると、 |
我が家の庭に立っているマキの枯れ木に、クマバチが幼虫を育てる為の巣穴を穿孔している最中です。 穴の入り口にクマバチの体の一部が見えています。 |
我が家の庭に立っているマキの枯れ木に、クマバチが今年穿孔した巣穴が4ヶ所確認でき、上記の巣穴とは別の巣穴です。 巣穴の入り口にクマバチの顔?が見えています。 |
巣穴の入り口の部分を拡大して、コントラストとガンマ補正を調整してみたら、ぼんやりと、穴の入り口にクマバチの顔?が見えます。 顔?の左右の複眼の間に、単眼のようなものが見えています。 |
ホバーリングをしているクマバチを撮っていたら、直ぐ脇の元キウイフルーツの棚の上にキジバトが止まり、1メートルほどの距離から、私の方を見ていました。 |