庭に花梨の木が有り、花梨の木の枝の傷から滲み出た「甘い汁」を吸う為に、「カナブン」が沢山集まって来ています。 |
甘い汁に群がるカナブンです。 子供の頃に、この辺の子供が「ホシガネ」と呼んでいた、子供の目から見て、ほとんど価値の無い、普通の「カナブン」より相当格下の「カナブン」です。 「クヌギ酒場」に普通の「カナブン」と一緒に混じって群がっていても、子供に見向きもされませんでした。 子供の目から見て価値の有る「カナブン」は、古銅色で金属光沢の有る「カナブン」で、「クヌギ酒場」に稀にいる、濃い緑色で金属光沢の有る「アオカナブン」は特に価値が高かったです。 「ホシガネ」は正式には「シロテンハナムグリ」という名称ですが、この辺の子供が「クソブン」と呼んでいた「ドウガネブイブイ」に似ていて、子供に見向きもされませんでした。 |